火の管理は大変でしょう
最強と噂されたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。
「自殺なぞ感心しないな。地獄は魔族でいっぱいだぞ?」
あくまで敬語を使い、丁寧に話しかける。
「きっ、貴様…」筋骨隆々の大臣が(そんな大臣普通いる?)長剣でズブリと遙を刺す。
刺された遙はニヤニヤしながら手を叩いた。次の瞬間遙の体はトランプに変わった。
そのトランプがみるみるうちに大臣たちの口に入って行く。
何せ量が量なので、吐き出そうにも吐き出せない。酸素欠乏で次々と倒れて行く。
ふと気がつくと、隣に遙が座っていた。「お掃除完了!」
「貴様ら許さんぞ!我輩を暗殺するなどと…」剣を振り上げる。
「おや?自殺するのではなかったので?」と奏音が茶化す。
やれやれと遙が頭を振り、パンと手を叩く。
その瞬間バラバラと馬車が崩れ、鳩となって飛び去った。
私たちはトランプの上に乗っている。遙が魔法を使い、まどが魔力供給しているようだ。
恐怖に目を見開く王を尻目に、私たちは悪魔に飛び乗った。
次の日
「おはよう〜昨日は刺激的だったね〜」と軽〜くまどが言った。
「社会貢献はめちゃくちゃしてるけど、飽きてきたぜ。」
確かに暗殺しすぎて慣れてしまった。
「今日はドワーフの鍛冶場に招待してくれるってさ!」
ホント!? と全員が身を乗り出す。
ドワーフの鍛冶場は神聖な場所らしく、なかなか入れてもらえなかったのである。
ぞろぞろと鍛冶場に向かう。先導のドワーフが扉を開ける。
おおおおおおおう!と一斉に声が上がる。
そこでは数十人のドワーフがいかにも職人と言った顔で剣を打っていた。
どこもかしこも完璧だと思ったが、1つ気になったところがあった。
炉で火の管理をしているドワーフに近づいた。
「火の管理は大変でしょう?便利にしてあげよっか!」
キョトンとしていたドワーフだが、すぐに了承してくれた。
手品魔法などの魔法を覚えたのは遙だけじゃない。私もだ。
なんだなんだと3人が集まってくる。
両手を前に出し、目を閉じる。「四大精霊サラマンダー!」と叫ぶ。
私の手の中から火の渦が現れ、うねりながら炉に飛び込んだ。
そこには、全身火に包まれた1匹の大きなトカゲがいた。
「な、サラマンダー!?」場の全員がそう叫んだ。
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