自殺なぞ感心しないな。あの世は魔族でいっぱいだぞ?
最強と噂されたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者有り!!!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。
ピンポーン 「一番テーブル6名さま」「こっちは30人!」
今日もダンジョン兼総合スーパーは大繁盛だ。だけど大量の手紙が届くようになってしまった。
私たちアキンドー商会に入りませんか っていう比較的マシな手紙もあれば、
今すぐ経営から手を退け なんていう脅迫状も届く。
4人で一気にその手紙を片付けようとするが、何せ量が多いのでフルで回しても
処理できない。(溜息)その代わりお楽しみは夜だ。
飲めや騒げやの大宴会からチマチマした小宴会。要人の暗殺に武器作り。
宴会の時こんな話が出た。
「次の暗殺何処にするよ」と軽〜く奏音が言った。
「暗殺して僕らへのメリットはなにかあるのか…」と遙が溜息をついている。
「ま、ストレス発散にもなるから良いじゃん」
「候補ならたくさんあるよ?」とリストを渡した。
「どれどれ、亜人差別の王に重税王。もはやなんでもありの領域に達してるよね」とまど。
「亜人っていう言い方好きじゃねえな。」と奏音。
ウンウンと遙が同調する。「亜人って『亜』がつくじゃん?これがそもそも差別だよね。
人間から見て『亜』なわけだからさ、意味合いが違うんだよねー。」
「っていうか獣人とかの方が技術的には優れてるよね」私は苦笑しながらそう言った。
「まあ、この話題が出たっていうことは亜人差別王でいいね?」グッドサインを出す。
私たちは悪魔でコソコソと国に近づく。王国ではあちこちから火が上がっていた。
皆さん何処に行くのかと思ったら、王城まで走っていた。
人々が手に手に松明や燃えさしを持っている。我慢の限界がきて暴動を起こしたようだ。
私たちが手を下すまでもなかったかなと思い引き返そうとする。
あっと奏音が叫んで反対方向を指差した。そこには全速力で逃げる魔導馬車が見えた。
逃げる王と要人だな。と名探偵結は推理した。(自称)
悪魔に飛び乗り、こちらも全速力で追う。
真横に並んだはいいものの、ドアが閉まってるので入りようがない。
「行こうか?」と言って遙が私の方を向いた。どうやって入るんだろう?
と首を傾げながらもgoサインを出す。次の瞬間私たちはバラバラと崩れ、
大量のトランプとなってドアの隙間から入り込んだ。気がつくと後部座席に座っていた。
王と要人一同は前に座っている。
「どうやったの?」と遙にこっそり耳打ちする。
「宴会で使うかと思って手品魔法を覚えたんだ」と返ってきた。
その時前から声が聞こえてきた。
「我輩が自決するからお前らは馬車から飛び降りろ」
しかし そんな などという声が断続的に聞こえてくる。
自殺は困るとばかりに遙がトランプとなって王の横に現れた。
床に落ちていたトランプがふわふわと浮き上がり、遙の形になった。
王は呆然としている。事態が飲み込めてないようだ。
奏音がここで名台詞を決めた。
「自殺なぞ感心しないな。あの世は魔族でいっぱいだぞ?」
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