表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/158

さあ、始めようか復讐を。

最強と噂されたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。

バキッ と硬い金属が触れ合う音がして、剣士の剣が折れた。

「やったぜ!賭けは俺の勝ちだ!!!」とモニターを見て奏音が叫ぶ。

遙が無言でコインを投げる。舌打ちしたのは気のせいだろうか。

賭けは骸骨兵の剣が折れるのが先か、剣士の剣が折れるのが先かというものだったらしい。

奏音は剣士に賭け、遙は骸骨兵にかけたらしい。

おかげさまで大繁盛(別の意味も多少含まれてる)してる。

これから来るのは柄の悪いポンコツ冒険者で、偉そうで横柄だったので

強制入場。

「アッ、見て見て!昔の私たちみたいな子がいる」モニターを指差してまどが叫んだ。

モニターを見ると、真面目そうな顔つきの少女がパーティ全員分の荷物を背負い、

えっちらおっちら進んでいる。

パーティ時代は私たちもあんな扱いをされた。

その時、乾いた音が木霊し、パーティの騎士、魔道士、僧侶が倒れた。

骸骨兵の銃弾に貫かれたらしい。

しかし後続にいた少女だけは助かった。なおも撃とうとする骸骨兵に指示を出し、撤退させる。

少女を獣人に綺麗にさせ、ご飯を与えて制御室に呼ぶ。

混乱している少女に私はこう言った。

「まあまあ、落ち着いて落ち着いて。」

マジック・ハンドの飴湯を啜り、少女は元気になった。

「ありがとう。でもなんで…」

「俺らもあんたと同じだったからだぜ」そう言うと奏音は手品のように一本の剣を取り出した。

遙が基盤を作り、まどが回復術を叩き込み、奏音が斬撃増強魔法をかけた特製剣だ。

毒々しい紫のオーラが迸っている。

少女に剣を渡し、耳元で囁いた。

「さあ、始めようか復讐を。」

次の瞬間少女は消え、外にいた。あの少女には幸せになってほしいものだ。

それにしても最近はパーティメンバーを奴隷のように扱うリーダーが多い気がする。

パーティ時代の愚痴が夕食の席で溢れ始める。

「俺たちは奴隷じゃないっつーの!!!」と奏音が言うと、遙が突っ込んできた。

「うーん。やっぱ人という生き物は誰かの上に立ちたいのかもしれないねえ。」

「まあ、心がけ次第で全部変わるけどね〜」

「そうそう。リーダーを暗殺するも良し。誰かさんみたいにテントを爆破するのも良し。」

『誰かさん』を強調してまどが遙を睨んだ。遙が目を逸らして口笛を吹き始める。

「大変だね、冒険者社会は。」しんみりと奏音が呟いた。





























読んでくださりありがとうございます!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ