セスの敗北
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
首を限界まで上に向けても全く全身が見えない骸骨魚。
「おや?あれは狂魚じゃないか」といつの間にか横にいたティポンがサラッと言った。
ええええええええええええええ!?
狂魚って伝説の5災獣の一体じゃない!と思ってるうちにティポンは狂魚に近づいていく。
そしてティポンは本来の姿を現した。
下半身が台風、上半身が人間、頭が獅子の獰猛な怪物。
異様としか言いようがない場面で2体は会話を始めた。
「えあhrtdtfy^ftftfつfyftftyt>??:”lpきっっひじょきおいjきじjgft」
「gydgysぎゃgkygふyふううううお0020;ふぁj」
とかわけのわからない言葉が交わされ、
狂魚が背ビレを振ると、その巨体は瞬く間に消えた。
バラバラに崩れた敵ダンジョンの残骸の側で震えているのは、セス。
使用人のフェンがセスを私たちの前に連れてきた。
「ばっ、馬鹿な…ティポンだと?いやそんな…」と震えながらわけのわからないことを口走っている。
その眼をジッとまどが見つめた。その眼には妖しく光り輝く魔眼が収まっていた。
その眼がカッと煌めき、セスの眼がグルグルと回った。
かと思うとサッと立ち上がり、敬礼した。
「イエス。主の令ならば命に変えてでも」と畏まっている。
「まど、一体何を…?」とアモンが質問した。
「この「催眠の魔眼」でセスを私たちの使用人にしたの。
良かったわね、フェン?仲間が増えて」
フェンは直立不動の体制で、元敵だった狼男4人を背後に引き連れている。
その表情は心なしか嬉しそうだ。
「でも、ダンジョンは爆破されちまったなぁ」奏音が残念そうに呟いた。
「心配ご無用。この杖をひょいと振るだけで…?あら不思議!」
遙が奇妙に捻れた杖を振ると、崩れた煉瓦の破片が集まり絡み合い、
立派な西洋の城になった。
さながら、映画に出てくるドラキュラ城のような作りだ。
毎度のことながら、怪我人ゼロで戦争が終わって良かった…
と心から安心する私たちだった。
デイ:あの戦力差でよくセスは頑張ったよ
秘書:讃えましょう




