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錬金術師は武器を作る  作者: ブルーセイバー
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武器作りの手始め

どんな武器でも武器を作るには材料がいる。


武器を作るには材料がいるが、武器の種類によって材料は異なる。

標準的な「剣」、刺突を主目的とする「槍」、遠くから攻撃ができる「弓」等さらに細かく言えば「剣」の中でも力のある戦士じゃないと扱えない「大剣」等多種多様だ。

武器というのは敵と戦うために作られたものであるからだ。

敵とは何か、主要目的は魔物の討伐用である、この世界には迷宮にも森にも魔物はいるのだから。

しかし武器には、対人用の武器もあったりもする、人間同士が争う事もある、もちろん国同士でもだ。

そんな中今日作る武器はこちら、「銀の剣」

諸説ありますが「銀」は大変不便である。

「銀」は「鋼」よりも比重が高いし、耐久力もなく変化しやすいから、「剣」にしたところで曲がるし折れるし「短剣」ならともかく、普通に「長剣」となるとこれは難しい代物。

「銀」というのは魔物に対して有効であったり、特殊な物質に対して色が変化する代物、他にも魔除けの効果だったりとこれらは全て「月」の魔力を含んでいるからだとか。

と考えながら純正の銀を使った「銀メタル」を変化させ錬金術師の「融解」を用いながら純正な「銀の剣」を作り、「銀の剣」に「精霊」の力を蓄えた「マナポーション」を与え「銀の剣」を「精霊銀」の加工を施し「銀の剣」は完成した。

後日「銀の剣」を注文した客がきた。

その客が言うには「魔法」は使えない「魔法剣士」だという。

「魔法」は使えないが魔に関する装備なら扱えるという事、「魔法剣」も扱うことができるが、「魔法」を唱えようとしても「魔法」は使えないので、「魔」に近しい「銀」を扱う事がもっとも良いということだといって去っていった。

そんな特殊な客を相手に今日も武器を作り始めるのであった。

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