表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/11

第八話:犯人

〜登場人物紹介〜

カラン・トーラー (主人公)

 姉さんを殺したタレラを殺すため姉さんの入っていたソレートに入る。

ミラレス・ターヤ (ソレート・大尉)

 カランの姉さんと同期。ソレート一強い部隊の隊長である。

トーレス・タミン (ソレート・曹長)

 酒を飲むと暴れまくる。だが寝るのも早い。

ラッチ・カルメン (ソレート・軍曹)

 班の中では、ボケ担当。でも、行動力に長け、爆破が得意。

コルン・ジレンド (ソレート・大佐)

 新入りの怒鳴り役。だが、勘のいいカレンに先を読あえなく失敗。ミラレスさんとは、階級は違う物のミラレスをしたっている。

瞑三元 (麻雀会代表)

 共存会談でまとめ役をしている。ダブルシューテンングの名を持つ。

1999年5月11日

張汰緒チャンタオ通り・廃墟前

「瞑さん、つきました。」

「あ〜、これは・・・・頭低くしとけ。弾飛んでくるぞ。」

「えっ・・・・・」

「ドッドッドッドッドッドッドッドッド」

「カキューン、カキューン、カキューン・・・・・」

銃撃が一時やんだ。

莉尉貌リーボー、銃二つ貸してくれ!!そして、先帰っといてくれ。」

「瞑さん、はい!!!!」

すぐに莉尉貌は車を出し逃げた。

瞑は銃を二つ持ったまま、タバコに火を付けながら言った。

「誰だい?この町で花火打ち上げようとしているのは?さっさと表でな。車の修理代払ってもらはないと。」

「歯ごたえの・・・ありそうな・・・やつだな。」

男の声でかすれた、低い声。

次の瞬間

「ドッドッドッドッドッドッドッドッド」

「バキューンバキューンバキューンバキューン」

「薬莢の落ちる音がよく響く日だねぇ。」

「おまえ・・・歯ごたえ・・・かなりだな・・・むさぼりたい・・・でも・・・そんな暇ない」

「トンズラするってか。」

2秒後には気配はなくなり、男は姿を消した。


一方、ソレート本部

「二班情報部のデール・カミュー呼んでくんない?」

「僕がですか?」

「あなた以外に誰が居るのよ?共存会談に行かなかったのあなただけよ!!」

「分かりましたよう・・・」

「カランは資料庫から1990年の犯罪者リスト持ってきて。」

「はい。」


資料庫は、地下二階にあった。そこには、世界の犯罪者、賞金首、などの資料がキレイに並べてあった。

「おう!!カランじゃないか。」

三班資料部のカール・モールだった。

「ミラレスさんから1990年の犯罪者リスト持ってきてと頼まれてきました。」

「分かった!少し待っといてくれや。」

すごく陽気な50代のおじさん。自分のじいさんを俺は知らない。だからこそ、この人を自分のおじいさんにしようかと、ここに来てからつくづく思う。

「はいよ!!で、今夜暇?一緒に飲まない?」

「ちょっと今日は残業になりそうなので、また今度誘ってください。」

「そうか。じゃあまた暇なとき言ってや〜」

「はい。じゃあこれで失礼します。」


帰ると、デール・カミューが来ていた。

「ミラレスよう、今回はちっときつい仕事になるぜ。」

「デール、それは、いつものことでしょ。」

「ミラレスさん、はいこれ。」

「ありがとう、カラン。どこかの大酒のみと訳が違うわ。」

「ミラレス、それはないよう・・・」

「じゃあ、率直に今回の犯人が誰だか言うぞ。」

「さすが情報部、調べが早い!!!」

「1990年に起こった通り魔事件と同一人物。で、その人物はこいつだ。」

デールは胸ポケットから写真を一枚撮りだした。

「裏の名前でラークだ。」

「プルルルルルルルル・・・・ガチャ・・」

「はい、ミラレスだけど。」

「瞑だ。やつに逃げられた。」

「あなた大丈夫?撃たれなかった?」

「俺は大丈夫だが帰りの足がなくてさあ。」

「今すぐ手配する。」

「あ、それと犯人だが今は軍服を着ている、ここでは珍しい、きれいな色の軍服だ。」

「貸し1だね。」

「それでよろしく。じゃあ。」

「ブチ・・プー・・プー・・プー・・プー」

「瞑が見つけた。トーレス、今すぐ準備を始めるよう、すべての部隊に伝えて。準備でき次第集会場に集ま流事も付け加えて。」

俺も急いで支度をし、愛用のベレッタM92をぶら下げていった。

するとミラレスさんが演台に立ってしゃべっていた。

「今日この殺人鬼との戦いにけりを付ける。こいつは、テロリストの重鎮の一人だ。亡くなった二人の仇の思いで、今、皆の銃は怒る女神の宿る銃になるだろう。ソレートの一員は、我々の家族であるからして、その弔いは我々がする必要がある。さあ同士諸君、撃鉄をあげ5.45ミリ弾でやつの頭を蜂の巣にしてやれっ!!!!!」

「オーー!!!!」

今回、小説のホームページ開設のため長い間が飽きました事をお詫び申し上げます。

そのサイトは、下記のアドレスなので是非見に来てください。特にアンケートに答えてもらいたいです。

http://www.freepe.com/i.cgi?akatoki


さて、次回は殺人鬼とミラレス、カランらが直接対決をします。果たしてその結果はいかに?・・次回もお楽しみに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ