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麗列車  作者: 新村彩希
6/7

三日目 2

意味がわからないところがあれば質問お願いします。

 しばらく、拓人は動けないでいた。景色の感動がまだ体に残っているからなのか。それとも、やっと自分の殻から抜け出せたからか、自分の生きる意味を見つけたからか。分からなかった。

 そんな拓人を莉桜はそっとしておいていた。いや、莉桜自身も動けないでいた。あの景色を見るのは、もう最後。そんな当たり前の事実に、少し悲しみを感じていたからである。


 

 ハッとして我に返ると、客は少なくなっていた。何せもう2時。昼にしては、もう遅い時間である。

 「ふふっ、どうだった?」

「言葉に出来ないくらい綺麗だった……。何だよあそこ。現代世界にないよあんな場所。」

「それはどうかなー?」

やっと二人は動けるようになり、再び会話を始めた。

 「確かに、三途駅の景色は何も言えなくなるほど心打たれるよね。でも、現世にも絶対あるよ。そういうところ。たっくんは世界をまだまだ知らないからね。いっぱい生きて、ぜひそういうところを見つけてね。」

拓人は頷く。そして、口に寿司を運びながら莉桜に尋ねた。

 「莉桜さんは、このあと俺がいなくなったらどうするんだ?」

「どうしようかな。私も、鎌倉の先は行ったことないからね。まあせっかくの列車だし景色を満喫するかな。」

「本当に景色好きだな。」

「もちろん! だって面白いじゃない。その地域の特徴が出るというか……。想像が出来るよね。他にもいいところがい」

「それはそうかもな。」

 莉桜は自分の意見が肯定され嬉しくなった。しかし調子にのってさらに続けようとしたが遮られた。もう。もっと話したかったのに。じゃあ、たっくんが一番質問されたくない質問しちゃおう。

 莉桜は名案だと言わんばかりに目を一人輝かせた。拓人は怪訝そうな顔を浮かべる。



「……何だよ。」

「そう言うたっくんは? このあとどうするの?」

 拓人は言葉に詰まった。莉桜の予感は当たったようだ。

 このあとやることは一つしかないだろう。祖母の家に行き、母に電話する。ただ、出来ない。恐ろしい。怒られるのは別に構わないが、父と母が顔を会わせたら……。

 拓人はその不安をかき消すように無言で寿司を食べる。だがその不安は莉桜に感づかれたようだ。

 「まあ、そうなるよね。気まずいよね、このあとおばあちゃんに会うの。でも、大丈夫。たっくんを温かく迎えてくれるよ。何でかって? たっくんを愛しているから。家族を本当に嫌う人なんていないよ……。きっと心のどこかでは何かを感じてるはず。

 本当に嫌になったらまた麗列車に来なさい。ここは何度も……受け入れてくれるから。」

 「……ただの列車なのに?」

「うん。」

「……一回しか来れないのに?」

「うん。」

「……こんな俺でも?」

「当たり前! ていうか卑下しないの自分を! 前も言ったのに……。」

莉桜は一瞬だけ悲しそうな顔を見せた。しかし前と同じようにすぐ笑顔になるとこう言った。

 「だからさ、笑ってね!」

 拓人は笑顔で返した。

 「もう何度も言われたからとっくに笑ってるわ!」


 

 「よぉーし、たっくんもう部屋戻ろうか。」

「え、食べるの早くねえか!?」

莉桜は、もう寿司を食べ終わっていた。

「ていうかまだ茶碗蒸し残ってんじゃん! デザートもまだ来てないし。」

「ええーー。私は早く部屋に戻りたいなあ。ここではたっくんといっぱい話せないし。」

「……お願いだから今はゆっくり食べさせてくれ。お願いだから。」

莉桜は返事をせず少し拗ねていた。しかし罪悪感はあるのか茶碗蒸しを食べる。

拓人はゆっくりと食べていた。


 しかしいきなりばくばくと寿司を食べ始めた。茶碗蒸しも同様に。

 「あれ? たっくん、ゆっくり食べるんじゃ? 言ってることとやってることが……。」

「うるせえ! 莉桜さんが早く部屋に戻りたいって言ったんだろ? あ、すみませーん! デザートくださーい!」


 莉桜は急展開についていけなくなりそうになったが、とりあえず拓人が優しいことだけは分かった。

 たっくんはバカなんかじゃない。

 家出したのだって、一種の気の迷いだよね。

 たっくんは私なんかより、生きる価値があるんだからさ。でも。

 「……莉桜さん?」

 莉桜は少し気が抜けていた。あわててバシンと自らの頬を叩く。

「うわ。痛そう。」

「ごめんね。ちょっとボーッとしてた。あ、ウエイターさんデザートありがとうございます。」

ばくばくと食べていた人はどうやらウエイターが来たと同時に寿司と茶碗蒸しを食べ終わったようだ。

 

 デザートが来たことにより拓人は莉桜の不調を見抜くことは出来なかった。

 しかし二人の早く部屋に帰りたい欲は増し、デザートもアップルパイと豪華だったものの数分で食べ終わってしまった。

 二人は部屋に戻る。


 「私がことの発端なのであんまり言えないけどさ……。麗列車最後の食堂だしまだここにいたいとかは思わないの?」

「思わない。もう、未練はないから。」

「なら良かった。」

 部屋のドアを開ける。いつもの見慣れた風景が視界に広がった。……いや、いつもではないか。まあそんなことはどうでも良い。

 二人は一段目のベッドに並んで腰かけた。時計は3時。


 

 「たっくんは、吹奏楽部に入ってるんだよね! 何の楽器やってるの?」

莉桜は話すネタを頭の中から引き出した。このままいたらずっと沈黙しているような気がしたからである。

「いきなりその質問? ていうかよく俺が吹部に入ってるの覚えてたな。俺はチューバだよ。」

「ちゅーば? 聞いたことないなあ。かっこいいの?」

「そりゃあな! 低い音が出てバンド全体をを支える役割なんだ。最初は嫌だなとは思ったけど……。今は大好き。」

「へえー! 終点着いたら探してみようかな。私はフルート吹けるよ。」

「え! マジで! 良いよなあフルートも。俺には向いてないけど、ああいう花形のも好きかな。」

「吹いてあげよっか? 今持ってるし。」

「嘘!? 聞きたい!」

「じゃあたっくん歌担当ね。曲は何にしようかな?」

「俺歌うの? まあいっか。じゃあ……"新しいはじまり"。知ってる?」

「もちろん。卒業ソングだよね。よく私の下で子供たちが歌ってた。よし!」


 莉桜が伴奏を吹き始めた。拓人は息を吸う。


  

 今まで過ごしてきた毎日が 泣きそうなくらい思い出されて

 何もなく生きている自分が  とても小さく見えた

 …………


 拓人と莉桜は、長い時間歌っていた。まるで、この一瞬を永遠に忘れないように、素晴らしい思い出にするかのように。

 時計は、4時半をまわっていた。


 「あはは、いっぱい歌ったねぇ。楽しかった~。久しぶりにフルート吹いたなあ。」

「音程がすごかったけどな……。でも、楽しかった。」

「わあ、たっくんが照れてる!」

「からかうな!」

 二人は三日前会ったばかりなのに、大親友となっていた。

 もう、拓人、莉桜として会うことは、二度とないのに。

 

「あと二時間だね。そろそろ準備したら?」

「そうだな。そうしようか。」

拓人は軽く準備をし始めた。しかしもともと荷物持っていないのですぐ終わってしまった。

「忘れ物はない?」

「ああ。大丈夫。」

拓人は再び腰掛ける。莉桜は少しだけ拓人の顔を見つめると、いきなり拓人の頭を撫でた。

「うわあっ、何だよ……。」

莉桜は無言で頭をなで続ける。莉桜は少しうつむいていて顔は見えない。

「本当に、何……?」

しかし返事はなかった。まるで人が変わってしまったようだ。


 あまりにも長く続いたため、拓人は莉桜の手を止めた。そして無理やり顔を向けさせた。

 莉桜は、……泣いていた。

 「莉桜さんっ!?」

「ごめん、泣くつもりはなかったんだけどね……。我慢できなかったなぁ。」

「え、ちょっと、大丈夫?」

「うん。平気だけど。ごめんね……止まんないや……。」

莉桜は静かに泣いた。拓人はこんな莉桜を当たり前だが見たことがない。あせる。

 「……私ね、散々偉いこと言ってきたけど本当は死にたくない。まだ生きたいの。本当は自分なんていらないと思ってた。今まで死にたいとか思ってた。だけど、生きてるときの輝きはかけがけのないものだったんだよ……。」

「大丈夫。……皆分かってるよ。」

「私死にたくないよ、まだ生きて皆といたい……まだ会ってない人だっていっぱいいる。まだ生きたいよ、たっくん……。」

「莉桜さん……。」

「あはは、最後にダサいね。でも、今はちょっと胸かして……。さっきみたいに、ぎゅっとして……。」

 拓人はさっきと同じように、しかし優しく莉桜を抱き締めた。

 何をしていいのか分からなかったが、今はとにかく莉桜のことで頭がいっぱいだった。

 莉桜はなかなか離そうとしなかった。拓人は一生懸命それにこたえる。


 「ハグって、落ち着くね。」

「ああ。俺も昔、泣いてたときは母さんや父さんに抱き締められてたな。」

「そうだね……。不安なのに、悲しいのに、抱き締められると、いつだって心があったまる……。人が自分のそばにいてくれるだけでこんなにも安心できるのは、私知らなかった。」

 莉桜は、泣き止んだのかさっきよりも饒舌だった。しかし鼻声だった。


 「……もし、」

「ん?」

「もし、莉桜さんが生まれ変わった存在でまた俺と一緒に会って……、莉桜さんが泣いてたら、いくらだってハグする。」

「えー何それ! 愛の告白?」

「違げえよ! あは、……俺思ったんだ。誰だって不安なときはある。莉桜さんでさえあったんだからね。でも、莉桜さんが言ったように誰かがそばにいてくれれれば、どんな人でも、きっと分かりあえるのかなって。」

「たっくん……! 最初にあったときよりも成長したねえ!」

「そりゃあな。もう昔の俺じゃねえ。……三日前の、弱虫な俺じゃないから。」


 そして拓人は少しだけ強く莉桜を抱き締めた。もう、俺は莉桜さんがいなくても、大丈夫。そんな気持ちを伝えるように。

 莉桜はまた一粒、拓人に気づかれないように涙を流した。その涙は今まで自分を縛っていた罪悪感という縄を、優しく丁寧にほどいて、そっと寄り添ってくれた今までの自分からのさよならの涙だろうか。おそらく、そうだと思う。でも、分からない。本当のことは。

 ただ、もう私は怖くない。

 私だって成長した。立派なお姉さんだ。

 莉桜は一度だけ抱き締めるのに力をいれると、拓人から体を離した。

 「ありがとう、たっくん。」


 


 「切符は持った?」

「はい!」

「忘れ物は?」

「ありません!」

「その他!」

「ないです!」

「ぷふっ……なんか子供っぽいね。」

「俺はまだ中2だ。大人っぽくはない。」

「私は植物年齢でいったらまだ15才だよ! 大人っぽいかなぁ?」

「15で大人っぽいはないな。……結局俺らは子供かよ!」

 二人は何もすることがなくなりただの小学生のように遊んでいた。でも、案外時は早く過ぎるものでもう5時半になった。

 「たっくん、もうそろそろ廊下行こう?」

「ああ、良いが莉桜さんは良いのか?」

「うん、私暇だし。大丈夫!」

 莉桜は先に部屋に出ていった。拓人は軽くベッドメイキングをして忘れ物がないか確認した。

 忘れ物はなかった。が、とあるものに目が行った。

 莉桜のバッグからはみ出て見えるペンと紙。拓人はそれを失敬し、莉桜に軽く手紙を書いた。



 莉桜さんへ

 ありがとう。とても有意義な時間を過ごせた。

 絶対忘れないから。だから莉桜さんも、どんな姿になっても、絶対忘れんな。

 今度会ったときはまた仲良くしてくれよな。

 じゃあ。本当に、ありがとうな。

                    拓人

                                    


「たっくーんまだー? あと十五分だよー?」

 手紙の内容を考えていたらあっという間に時間がたってしまったようだ。危ない危ない。拓人はもう一度部屋を見回すと、部屋を出ていった。

 莉桜はあの浩二がいたドアで待っていた。

 「遅いよ。何してたの?」

「秘密だよ。後のお楽しみ。あっ! もう、ここは……。」

 麗列車は、トンネルを抜けたようだ。拓人の目には、今度こそ見慣れた風景が視界に広がった。

「ここは、鎌倉市だ……。もう、異世界じゃない。」

 「懐かしいなあ。現世……。あ、ここ大船駅だ! 観音様がいるー。」

「本当だ……。」

電車は止まることなく突き進む。観音様は遠くに去り、代わりに紫陽花が見えてきた。

 「んー夕焼けに紫陽花って良いね! まだ咲いてないけどさ。でも紫陽花の葉っぱ好きなんだ。夕焼けと紫陽花って合わない?」

「そうかもな。そうか。……もう、ここは北鎌倉か。」       

「うん、もう鎌倉だねーー。」

 だんだんと、北鎌倉駅も遠ざかっていく。そして、

「まもなくー、鎌倉ー鎌倉ー。」

アナウンスが流れた。

 「じゃあたっくん、いよいよだね。」

 鎌倉駅は降りる人が少ないのか客は誰一人いない。拓人一人だけだ。

 電車がゆっくりになっていく。そして。

 待ち望んでいた駅についた。扉が開く。


 拓人は懐かしいこの世に足を踏み入れた。そして、莉桜を振り返った。莉桜は、笑顔だった。

 拓人はてっきり他の駅同様すぐ発車してしまうのかと思ったが違うようだった。

 「……電車、すぐに発車しないんだな。」

「ううん、いつもは五秒くらいで発車するの。でも、さっき次郎さんに頼んで、2分に伸ばしてもらったよ。たっくんにさよなら言うための、時間をとってもらった。特別にね……。」

さよなら。拓人はその言葉がひどく心に重くかかった。

 やっと、自覚したのかもしれない。莉桜には、もう一生会えないことを。


 「ありがとう。」

「それを言うのはこっちの方だよ……。多分莉桜さんがいなかったら、俺終点まで乗ってたかも。」

「あはは、そうかもね。たっくんなら、あり得るかも。」

「それはどういう意味だ……。」

「また悩んだら友達とかに相談しなよ?」

「ああ。それは何度も聞いたから。もう平気だ。」

残り、一分。


 「とにかく、私はたっくんに会えて良かった。」

「俺も。大切な仲間に、大親友に会えたから。」

「へへっ、ねえ、これは夢じゃないよね?」

「夢じゃない。立派な、現実だ。」

残り、三十秒。


「たっくん!」

「おおっ、なんだよ。莉桜さん抱きつくの好きだな。」

「良かった。たっくんがたっくんで。嬉しい!」

「どういう意味? あは、でも分からなくはないかも。」

「たっくん、この先どんなに辛いことがあっても、嫌なことがあっても、まっすぐ前を見てね。」

「おう。アドバイスサンキュー。」

残り、十秒。


「……最後に莉桜さん。俺の気持ちを伝える。最後にこんなんですまねぇ。……俺、莉桜さんに会えてよかった! 本当に、ありがとう……。」

「私だって、会えて良かったよ。今までありがとう!」

 電車のドアは、閉じられた。莉桜は精一杯拓人に手を降った。

 頑張れ。これから先も、今も、頑張れ。

 拓人も精一杯ふりかえした。

 きっと、ずっと、忘れない。俺は、頑張る。

 麗列車は、遠ざかっていった。




  

 拓人は一人駅でぶらついていた。まだ、余韻が大きすぎる。

 しかし、別れはあっさりだった。あんなに濃い三日間だったのに、別れるときって、意外にそんなものなのか。あ、でも父と兄が家を出る日もあんなだったか。

 時刻を見れば、6時15分。日にちは三日間たっていたはずなのに自分が家出した日と同じ日だった。時間たってねえ、さすが異世界と思いながら重い足取りで時間たったし改札に行こうとそこに向かおうとした。

 切符を探る。あ、あった。切符をポケットから引き出そうとしたとき、一緒に別の紙も出てきた。

 なんだこれ。ん?

 


 たっくんへ 莉桜



 手紙だ……! いつの間に入れられてたんだこれ!

 拓人は震える手で手紙を開く。内容は、こうだった。



 『明日は、私がついにさよならする日。遺書じゃないけど、たっくんに手紙でも託します。

 何か手紙なんてどきどきするなぁ。イマドキ?

 でも、あんまり長く書くのも苦手なので伝えたいことを簡潔に書いちゃうね。

 まず、明日私の過去話聞くと思うけど、最後の出てきた男の子、たっくんなんだよね。』


 ……え? 何を言ってるんだ。

 

 『たっくんは小さい頃から音楽大好きだよねー! 笛も上手だった。出来ればもう一度聞きたかったけど、残念。まあこんな欲言っても仕方がないか。

 とにかく、たっくんは命の恩人で、私の人生を大きく変えてくれた大切な人なんだ。たっくんはそういう気がなくて何も考えずに桜の木の下で遊んでくれたと思うんだけど、私は本当に救われた。

 私がたっくんに構った理由、前に言ったのもあるけど、これも一つの理由だよ。私は救われたから、たっくんも救ってあげたかった。

 どうだったかな? 私がいて、迷惑じゃなかった?

 もし、少しでもたっくんの支えになっていれば、私はしあわせだな。』


 嘘だろ。あれ、自分だったのか?


『そして、最期に、お願いがあります。』


 拓人は、手紙を読み終える前に、改札に向かって走り出した。

 急いで駅員に切符を見せ、大声で「次郎さんに見せました!」というと、せきが切れたように涙が出てきた。

 しかしどうしようと言ってられない。早く祖母の家にーー庭にある桜の木に。

 目がぐちゃぐちゃになったが、見えないことはない。急いで走った。


 『たっくんは、頑張れるよ。お母さんに何を言われたのか、私はよく知らないけど、諦めずにいけば、たっくんは頑張れる。価値観なんて押し付けてないよ。だからさ、もう辛くならないで。悩まないで。

私の、最後のお願い。』




 『私の分まで、みんなの分まで、幸せに生きてください。』






 

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