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2014.8.10
小説ではなく気ままな短歌風の作品となりますのでご了承ください。
糸を紡いでいるずっと まだ染色をしていない 運命の糸
はやくはやくと手を引いて 人をかわして歩く あの子と代われたのなら りんご飴
電波飛ぶ 飛ぶ飛ぶ走る さあ早く あなたの元へ駆けてよ飛脚
この世のさ終わりを見たと僕はいう 終わりばかりか 鏡の僕は
好き好き好き好き好きとだけ繰り返す ベッドの上で膝を抱えて
一度でも疑うと出来なくなるのその手を見つめうなづくこと
魔法でもエゴでも何でもかけてくれそれだけでいい 夢を見よう
花火の日肩を抱いた君の腕甘い言い訳もう一度だけ
さくらんぼ 好きというあの日の君は 私にだけは 本当本物
感謝するその決意の裏側に未練未練未練が見え透いている
指先で繋げる一瞬きりりと 仕舞い込んでる数多の言葉