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2 機の死神は復讐を求める  作者: とびうお
1章 復讐の日々
9/79

狙撃手と剣闘士

 新しく3機となった編成の初陣となった。

「アライメント機」

「御三家のアライメント機が揃った。」

 アライメント・システム内装の御三家の汎用型オーベル、重装型タイタン、機動型のシェサール御三家が揃いミハイルは嬉れしそうに喜んでいたのだった。

「ヨナの汎用型のオーベル」

「カウルの重装型のタイタン」

「レイナの機動型のシェサール」

 ミハイルは、興奮の余りに御三家のパイロットの名前と機体を呟いたのだった。

「これが2 人の機体か。」

「どっちも武器が大型なんだ。」

 ヨナとミナは2 の機体の大型の武装を見て驚いたのだった。

 カウルの機体タイタンは派手なオレンジ色の機体で武器には大型の巨大な大剣を武装していた。

 レイナの機体のシェサールは禍々しい紺色の機体で武器は大型のライフルを武装していた。

 2 機共、機体は違うが大型の武装を所持しているのだった。

「いやアライメントのシステムを量産するの苦労したよ。」

「前列が無い未知のシステムの量産だからね。」

「いや凄いです、前列の無いアライメントを量産させ実用化させるなんて。」

 アリシアはミハイルの功績の凄さを理解し褒めて称賛していた。

「テストで同調を慣らしたと思いましたが、」

「虎の子の機体です、機体に傷を傷を付けないで下さい。」

 アリシアは、カウルとレイナに最新機なので被弾して傷つけずに細心の注意を払って欲しいと伝えたのだった。

「了解、嬢ちゃん」

「細心の注意を払って暴れるぜ!!」

 カウルは、細心の注意を払って暴れまわると告げたのだった。

「アリシア様、了解です。」

「この機体を必ず私が守り抜いてみせます。」

 忠誠を誓ったアリシアの命令を果たす為に機体を守り抜くと告げた。

「後、ヨナ君とミナちゃんは今回は後方支援です。」

「精鋭のパイロットの2 人が片付けますので、」

「ヨナ君とミナちゃんは、無理して戦わなくても大丈夫です。」

 アリシアは、ヨナとミナへ精鋭2 人が前線で活躍すると言う使令だった。

「子守は任せな!!」

「お前達は若い無理するな。」

 カウルは少年、少女の2 人に負担をかけないように伝えたのだった。

「アリシア様、分かりました。」

「私が前線でご活躍させて見せます!」

 レイナは、アリシアの命令の指示に従い前線での活躍しようとしていた。

「兄さん今回は出番なさそうだね、」

「今回は支援かな俺達、」

 アリシアの作戦を聞き、ヨナとミナの2 人は後方支援に徹しようとしたのだった。

「ヨナ君、今回は後方支援なので機体を雑に扱わないで下さいね。」

「駆動系の消耗は抑えて下さい。」

「分かった、動きを抑えるよ。」

 アリシアに機体の駆動系の挙動を激しくしないでほしいと言われヨナは渋々と納得し返事をしたのだった。

「敵、戦闘領域に入った。」

「戦闘に入る。」

 カウルとレイナは、リローデッドの敵のAWの部隊と対面し戦闘が始まったのだった。

「アライメントとタイタンがあれば。」

「主力の御三家なんか敵じゃね!!」

 カウルのタイタンは、機体と全長が同じ程大きい巨大な大剣バスターソードを両手で持ち豪快な攻撃で次々と撃破されたのだった。

 バスターソードは機体と全長が同じ程大きい大剣で、重装型のタイタンの高出力なパワーがないとバスタソードをまともに振ることが出来ない程の高重量の大剣である。

 その分、その巨大な刀身から振るう重撃は並のAWを一刀両断すら容易い程の威力が繰り出せる武装である。

「バスターソードで叩き潰してやるぜ!!」

 そのタイタンのパワーとバスタソードの巨大な刀身の一撃で確実に機体を切り裂く一撃を繰り出し次々と敵のAWが破壊されたのだった。

「アライメント凄いなぁ」

「機体が本能で機体が動かせる。」

 カウルは、アライメントの同調操縦で本能で思うように動いて戦える事に驚きを隠せずに高揚していたのだった。

「アライメントの性能を試させてもらう。」

 レイナは、シェサールの長身の狙撃ライフル、マテリアルを構え敵に狙いを定め、敵を長距離から狙撃しマテリアルの弾丸は高威力でコックピットを貫通し次々と撃破したのだった。

 マテリアルは火力と貫通力を重点にした長距離の敵のAWを狙撃する狙撃型のライフルである。

 威力は、長距離でも重装型の装甲のコックピットすら確実に直撃し貫通させる程の威力があるがその代わりに最大15発と弾数が低いのが欠点である。

「アライメント、感覚で照準を定めれる、」

 アライメントに神経を同調させ狙撃の精度が上がった事を感じて呟いたのだった。

「以外と強い、」

「思ったより凄い、」

 ヨナとミナはカウルとレイナの戦闘中の光景を見て想像以上の実力で驚きを隠せなかった。

「私の言った通り精鋭ですよね、2 人共。」

 アリシアは、カウルとレイナが精鋭のパイロットである事を誇らしく2 人へ告げたのだった。

「俺の出番無さそう。」

「私達は、支援に徹しますか。」

 ヨナとミナは、後方支援に徹し2 人はオーベルとサブアームが持つマスケットで射撃戦に徹し敵を撃破していたのだった。

「死神様にお褒めの言葉を頂けるとは光栄だ。」

「俺が切り込む。」

 カウルのタイタンは敵前目掛けて突撃したのだった。

「リロードは済ませたカウルの援護をする。」

 レイナのシェサールはマテリアルのマガジンを装填させシェサールの機動力で前進させ即座に前線へと向かったのだった。

「後の数を減らす。」

 シェサールの圧倒的な機動力で銃撃を回避し次々とアンチマテリアルで狙撃し次々と敵のAWを破壊し撃破したのだった。

「レイナ助かる、このまま斬りまくるぜ」

 カウルは、数が少なくなった敵のAW相手に接近戦を挑んで次々とタイタンのバスターソードで敵を撃破したのだった。

 リローデットのAW部隊は数を減らされ撤退を余儀なくされ、残存のAW部隊は離脱したのだった。

「勝った。」

「任務完了。」

 リローデッドの部隊は戦場から離れ戦闘は終了したのだった。

「ユーデの死神、噂通りの腕だぜ。」

「子守は、余計な心配だったな。」

 カウルは、ユーデの死神のヨナとミナの噂通りの実力でカウルが子守をする事が余計な心配してたくらいの猛者だと伝えたのだった。

「流石はユーデの死神。」

「アリシア様が認めたパイロットでした。」

 レイナは、2 人の実力がユーデの死神だと確信し

、アリシアが見込んだエースパイロットだと納得したのだった。

「ヨナ君、ミナちゃん私が選んだ精鋭2 人はどうですか?」

 アリシアは、自分が選んだ精鋭のパイロット2 人の活躍を披露できて嬉しそうにヨナとミナに話していたのだった。

「今回は、出番がなかった。」

「だってファントム分離する必要なかったもん。」

「俺達は、射撃してるだけで良かったからな。」

 ミナは、ファントムを分離して戦闘する必要もない状況だった。

「ヨナ君レーダーで追っていましたが、」

「いつもより動きを抑えて戦えていました。」

「流石は、ヨナ君です。」

「やれば出来るじゃないですか?」

 アリシアは、ヨナがいつものように激しい挙動をせずに無駄の無い挙動で戦闘をしていたので流石だと褒めていたのだった。

「ミナちゃんも分離せず戦えたのも凄いです。」

 アリシアは、ミナがファントムを分離せずに余裕を持って戦闘していたので凄いと褒めたのだった。

「アリシアちゃん、ありがとう。」

「皆さんが強いから、必要なかった。」

 今回の作戦は終了し、パイロット4人は帰還しロンダリングの基地へと帰還したのだった。

 味方陣営に御三家AWが揃いました、仲間にデカい剣とデカい銃のキャラが欲しいと考えていたので嬉しいです

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