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部長は兵士から逃げ出したい

「来ちゃったよ」

「着いたわね。五人無事到着してるわね。」

光が収まれば以前来たのと、同じ古いお城や神殿の中のような場所にいた。

キチンと斜斗さん、拳君、剛君、日の丸、そして僕キチンと五人いるけど、何か忘れてる気もしなくもないような…まぁ、それよりも周りを囲んでる十人以上の兵士達が監視するように見てて怖いんですけど…あれ?どう見ても王様と言った感じの肥満の人が部下らしい人二人とともに来たよ


「良く来たな。異世界から勇者よ。ワシはこの国の王ゴウツーク一世って、五人いるが、多くないかのう?」

「多いですね?」「本来なら一人の筈ですが」

王様達も本来の予定と違うから動揺してる。ちなみにこちらのメンバーは斜斗さんと僕以外はピタリと動かない。そう言えば合図するまで動くなって言われてたから動かないのか?でも、それって殴ったりするなって意味だと思うけど…


「まぁ、多い分には良くないか?」

「ですが、アクシデントは、」「何があるか分からず困りますね」

えっと王様の横の人は双子なのかそっくりだが先から二人で台詞を半分ずつしか言わず変わってるな。向こうが色々相談してる間斜斗さんは何処からかメガネとパイプを取り出して着けてた


「あの?それって探偵7つ道具ですか?」

「えぇ、万能メガネと探偵パイプよ。」

「異世界でメガネと来たら鑑定能力があったりするんですか?」

鑑定は役に立つし憧れるよね?思わずキラキラした目線を向けるが、メガネをクイッとしながら帰ってきたのは「今はただのメガネで雰囲気で着けてるわ。パイプは推理力を少しだけ上げてくれるわ」

もうガッカリだ。


「所で何時まで待たせてるの?疲れたし喉も渇いたんだけど?」

「えい、ワシは王だ。少し待っておけ」

斜斗さん兵士に囲まれてるのに王様に対して何時もと変わらない様子で離すなんて大物過ぎるって、「ジュースジュースジュース飲みたい」って、ワガママ言わないで大人しくしましょうよ?


「えい、五月蝿い。おい、水でも飲ませておけ」

ほらほら、王様イライラしてるし、あっメイドさんが来た。何というかスレンダーなクールビューティって言葉が似合うメイドさんだ。鬼塚君も照れてるのか顔が赤いよ?スキルなのか何も持ってなかったのに水瓶とコップがその手に現れて僕達に水を配っていく。


「ジュース飲みたかったわね。ケチ」

斜斗さんメガネをクイックイッしながら小さな声で文句を言うのは止めて王様聞こえなかったみたいだけど、兵士さん達睨んでるから


「よし、勇者達よ。良く来てくれたな。我はこの国の王ゴウツーク。今現在我が国は魔物達の襲撃に合っている」

あっ、召喚された人数が違っても気にしないで話をするんですね?

しかも、凄い力説してるよ。話長くなりそうだね


「話長い…」

もう一時間近く話してるけど、纏めるとこの国はバリヨーク王国で付近からも、一番暮らしたいと評判との自慢話が殆どで、今はバリヨーク王国に嫉妬する他の国や魔王率いるモンスター達の侵略に合っており協力して欲しいとの事です。僕としては協力しても良いかなとか思ってます。


「と言うわけで我等に力を貸せ!勇者達よ。このステータスを上げる装備も渡そう。最大限の支援もしょう」

「話は分かりました。勿論…」

「大体分かったわ。お断りよ」

そうそう、お断りですって、斜斗さん血も涙も無いんですか?困ってたら助けてあげましょうよ。って、拳君話長くて筋トレ始めてるし、剛君目開けたまま寝てるし、火の丸さん何かエアガンの準備をしてるし、自由か?自由なのか?自由ですよね!


「と言うよりね。嘘ばっかりよね?微表情って、知ってる?それにね、リラックス状態ではしてない貧乏揺すりしてたの気付いてた?」

えっ?あれ嘘なんですか?てっきり本当と思って協力する気になってました。と言うか斜斗さん一つ一つ嘘を上げていくの止めません?逆ギレしたりするんじゃ無いですか?


「と言うわけでこの国は侵略のために、異世界から人を召喚。しかも奴隷として扱い。国も重税を民に強いる。最低の国だと言うのが真実よ」

ビシッとポーズを決めないでぇぇ!こういうのは時代劇でのお約束でありますよね…


「えい、力付くでも奴隷にしてやろう。者共殺ってしまえ」

王様目が血走ってますし!

奴隷の首輪五本も来たし!

兵士達も武器構えてるし!


「ちょっと僕達をお家帰してぇ」

ほらほら、襲ってきたよ。剣で僕に切りかかってるし

「へっ?」

目の前に斜斗さんが来てくれて、兵士に触れたと思ったら切りかかった筈の兵士が地面にドカンと倒れた。

うわっ、王様目が点になってる。安心して僕も多分点だから


「さてと、格さん助さん殺ってお仕舞い!」

「漢として格さんは憧れるぜぇ。殺ってやるさ」

「俺助さん名前違う。名前剛。プロレスラーの流儀」

格さんこと拳さんの拳が兵士の鎧に突き刺さるとヒビが!って、鉄を拳で砕いてるし!五メートル位吹き飛んでるし!

剛さん切られてるよ。肩から剣が…無傷だし…剣が折れたし…失礼ですけど人間ですか?


「頼もしすぎるけど…凄くツッコミ疲れしそう…」

ブックマーク増えて嬉しいです。良ければヤル気アップしますので感想やブックマークをしてくれると嬉しいです。

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