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部長な僕は健康検査を受けたくない

「と言うより何が分かったんですか?」

正直言って先程駄女神と会ってからの事は夢かなと思うので、何が分かったかは気になるんだよね。いや、夢かどうかは『ステータスオープン』で……夢じゃなかったね…目の前にステータス出てるしスキルに冒険部部長あるし


「そうね?何故か納得いかない理由で異世界転移。準備段階で女神にあって役立たずのスキルを貰ったと思えばあっさりと帰ってきて困惑中位しか分からないわね」

大体って言葉が僕の考えてるのと違う!全部分かってますよね?超人名探偵すげぇえな!取り敢えず目の前にいる超人と呼ばれるほどの名探偵斜斗さんのお言葉を聞こう。


「全部合ってますよ。それで何か冒険部の部長って、スキルを手に入れて今に至ります。」

「そう?大体分かったわ。」これだけでまた大体分かるんですね。と言うより何で今何かを呼ぶように手を叩いたんですか?


「用意は終わっております。ご主人様こちらへどうぞ」

「へっ?えっ?」

「ほら、呆けてないで、異世界言ってたみたいだし、まずは健康検査」

いつの間にか背後に現れたのは超人メイドの須那 リコさん(しゅだ リコ)。

黒髪に背後には二本のお下げと眼鏡で、出来るメイドさんと言う雰囲気バッチリの少女。

そして、二人に手を光れ連れてこられてたのは、保健室ではなく学校に用意されてる普通の教室の筈なのに怪しい雰囲気溢れる部屋


「いやいや、展開が早すぎなんですよ」

「ひひひひひ、来ましたね?展開が早ければ早いほど何かあれば対処できますからね。いひひ」

骸骨やら不気味な生き物の標本やら、怪しい部屋にいたのは、白髪で白衣に目にはゴーグルのような怪しい機械。

怪しさ抜群のこの男。超人科学者 末奴(まつど) 博士(ひろし)ヤバい研究してそうな雰囲気抜群だけど一応友人なので気が付けば悪の組織と戦うバッタ怪人にされてたりはしないと思う…思いたい…思って良いよね?


「さて、ご主人様お着替えしましょう!あら、良い体ですね」「いやいや、変な所触らないでください」

僕が戸惑ってる隙に須那さんが一瞬で僕の周りを布で囲いお尻や胸に触りながらあっという間に患者服を着せていて


「取り敢えず山本君が帰ってこれたのは、スキル冒険部のおかげで、部活の時間じゃなかった。多分放課後になり部活の時間になればまた異世界ね」

「いやいや、聞いてませんよ!そんなの!」

病院にありそうな機械に横にさせられてる間に、いつの間にか取ってきた僕の荷物を須那さんから、受け取り確認する斜斗さん。だけど文句も言えずに聞かされた真実に驚愕したよ。と言うかどうすれば良いんだよ。


「取り敢えず山本君は体の検査を、私達は他の調査をするわね。どうやら思ったよりも冒険部って、スキルは凄いし…異世界は危険が多そうだから」

斜斗さんがいつの間にか僕の制服から僕も見覚えの無いノートを取り出していて読んでいた


「えっと…斜斗さん…それなんですか?」

何か凄く不安になるけど聞いてみると、見せてくれた表紙には冒険部 部活動報告書volume壱。


「書いた覚え無いんですけど!」

「スキルによって自動で生成されるんでしょうね」

斜斗さん既にこの状況に慣れてませんか?取り敢えず書いた覚えは無い報告書には、今日の冒険地ガルシア王国と言う聞き覚えの無い知名が…


「それより山本君現実逃避は止めない?」

そうですよね?検査を受けながら冒険内容と書かれた項目の短い文章を確認。


「「部活動の時間には早いためスキルにより元の世界に戻る。もう少し遅ければ奴隷の首輪を付けられ自由が無い奴隷生活になるところだった」」

須那さんと斜斗さんの二人の女の子の可愛い声も、僕の受けた衝撃を弱める事は出来なかった。と言うか奴隷の首輪って何?えっ?魔法か何かで自由が無くなるの!と言うかそんな物を異世界から拉致してきた少年に着けようとするな!取り敢えず叫ぼう。さて、大きく大きく息を吸って…


「異世界の王国はブラックすぎたぁぁぁあ!!!」


点数や感想を書いてくれるとノリがノリノリになりやる気が出ます

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