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24話 合格

決闘を始めてから一切動かなかった大男が口を開いた。


「なるほど、そこそこの腕まえはあるようだな。だがそいつらと私の実力差は大きいぞ?」


先程までのレントの戦いを見て勝てると思ったのか、口角が少しつり上がっていた。


「そうか? 我にはそこまで差があるようには見えんぞ。貴様もこいつらのように地べたに履いつくばせてやろう」


「ハハハッ 面白いことを言う。それはこちらのセリフだ」


レントに倒れている騎士達と実力差がないと言外に言われ頭の血管が少し浮き上がった。


「無駄話はいらない。とっとと来い、クズ」


「そうか、先手は譲ってやろうと思っていたが余程早く死にたいらしいな」


そう言うと剣を抜いて剣を構える。

レントも剣を構えなおす。


「じゃあ、大人しく…死んでろォ!」


大男が真っ直ぐレントに突っ込み薙ぎ払った。

大男の動きは自分でも言うだけあって、先程の騎士達とは比べ物にならないほどの速さだった。

そのため見ていた者達サーレイを除き全員がレントの負けを幻視した。

しかし、大男が剣を振り切った所にレントはいなかった。


「どこへ行った!?」


大男はレントを見失いどこに行ったのかを探す。

ふと大男は周りの者達が上空を見ている事に気付き大男も上空に視線を向ける。


「……ッ」


大男が上空を見る時には時既に遅く、見上げた途端回転しながら落下して来たレントを見つけ、避けようと試みるがレントの剣が左肩に直撃した。

レントの剣は落下する時の力と回転による遠心力で普段よりも威力がでていた。

すぐに距離を取り、左肩を押さえて少し苦しそうな顔をしており、始める前の余裕のある顔ではなくっていた。


「どうした? 先程までの勢いはどうした?貴様は我に死ねなどと言っていなかったか?」


「調子に…乗るなぁぁぁああ!」


叫びながら最初と同じ方法で突っ込んできた。

が、次は薙ぎ払いではなく上段からの振り下ろしだった。

レントはこれを左に避け、そのままの大男の右脇腹に向けて剣を薙ぎ払った。

これを読んでいたのか大男はしゃがみこむことで避け、その状態からレントの足を蹴りつけようとした。

しかし、レントは跳び下がり距離を取ることで蹴りを避けた。


「ハハッ 楽しくなってきた!!」


着地すると同時にレントが大男に攻め込む。

その速さは大男の最初の突っ込んだ時の速さよりも速かった。


「…ぐァッ」


レントを目で追うことの出来なかった大男はレントの横薙をまともに喰らい、倒れた。


「そこまで!!」


アルベルトが決闘の終了を告げた。


「ガルト達を運んでやれ」


そうアルベルトが言うと見物に来ていた他の騎士たちが担架の様なものを持ってきてガルトを運んで行った。

それを見ているとサーレイがやって来た。


「合格だよ。このまま僕達に付いてくると言うならまだ殺しはしないよ。どうするかは君次第だがね…」


そう言って返事をする日まもなくサーレイはどこかに行ってしまった。

それと入れ替わりでアルベルトがやって来た。


「驚かされた。まさかレント君が勝ってしまうとわ…」


「レント様お怪我はございませんか!?」


アルベルトの話をエリスティアが遮った。

レントの返事を待たず、レントの周りをグルグル回って怪我がないかを確かめた。


「大丈夫な様ですね。良かったです」


「エリスティアよさないか。レント君が困っている。そもそも一撃も攻撃を喰らっていないんだ怪我をするわけ無いだろう。それにレント君だって疲れているだろう。休ませてやろう」


「は、はい」


アルベルトに論されて実際に小さくなったと思うほどシュンとなっていた。


「先に戻らせてもらう」


そう言ってレントは屋敷のに入り自室に行きベットに寝転がるとレントの思っていた以上に疲れがあったらしく、すぐに眠りについた。








これからもよろしくお願いします!!

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