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猫が西向きゃ
『猫が西向きゃ』
作:漆原友紀
些細なことで空間が変異する「フロー」が当たり前の世界で、フローの解決を専門とする業者に、アルバイトで入る智万が主人公。物語は、三叉路が「七叉路」に化けたところから始まる。
なんともスロウなテンポのヒューマンドラマ。
「しゃちょう」と呼ばれる猫が、道しるべ。
全三巻。
漆原友紀といえば、言わずもがな『蟲師』であるが、本作も非常に良い。というか、実際にフローが起こる世界を旅してみたいよね、これ。
そして、作中の風景がめっちゃ昭和。
映画見てないけど、『ALWAYS 三丁目の夕日』って、こんな景色じゃね?となる。




