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第14話 怒っていたのに…
「ほら、お手紙書いてきた。」
一年生の息子がランドセルから
折り紙を持ってきた。
小さく折りたたんだ黄色の折り紙に
目と鼻と口のイラストだった。
そして開いた中身はラブレター。
覚えたてのひらがなで『だいすき』
と休み時間に書いたらしい。
それを見ただけで母は長生きできる。
どんな気持ちだったかな
※
幼稚園の頃からひらがな書くのを拒んだ息子。
一年生になり、書けるかな、大丈夫かなと心配になる。
その心配をよそに息子は何なくとひらがな書いている。
多少の雑さは大目に見る。
やるかやらないかをしっかりと見た方がいいのかなと完璧さを求めない。
姉の時は幼稚園の頃から字を書くのが好きで
練習していた。
男の子と女の子は考え方が違うのかな。
親としても対応の仕方を考えないといけないなと,感じました。
どちらも,共通するのは宿題を嫌がること
毎日の悩みです。