第23話 勘で行けるじゃろ
高校1年生、、16歳の天音雫です!
何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです!
「え、ミューティル車運転できんの?!」
驚愕に目を見開きながら横を見やれば、
「出来ないが」
ふるふると首を振られる。
じゃあ誰が、という疑問が浮かんだのはほんの一瞬、すぐに自分しかいないという絶望的な事実に行き着く。
「俺も出来ないよ?!」
「勘でなんとかなるじゃろ、お主なら」
「いや勘でやっていいものじゃないだろこれ!」
不毛な言い争いをしつつもミューティルに背中をグイグイ押されて車内へと乗り込む。
内装も見覚えしかない。
父が運転しているのをよく見ているので、ブレーキやらハンドルやらアクセルやらに見覚えはある。
しかし、見たことがあるのと実際にやるのは話は全く違うのだ。
「何で運転できないのに車所有してんの……?魔王一族の風習?」
「や、失踪した使用人が運転できるのじゃよ」
「あー、なるほどね。
んで、使用人失踪しちゃったから詰んでるってことか」
「お主も使用人じゃろ?」
「強制的になっただけだし、ただの肩書だよ!
てか、使用人だったら全員車運転できるわけじゃないからな?!」
「まぁまぁ。おぬしの好きそうな音楽もかけてやるから何とか頼むぞ」
「音楽とかいう問題じゃ……
はぁ…もう無駄なきがしてきたわ。
せめて、少しだけ練習させてくれ。ってか、俺、運転免許持ってないけど捕まらないか?」
「メンキョ?何じゃ、それは?
何で車を運転してるだけで何で捕まるんじゃ?」
「おっけ、この世界の道路交通法が緩いことに賭けるわ」
一縷の望みを持ち、ハルマはその後十分でやけくそになりながら、何とか(大雑把な)運転の仕方を会得するのだった。
テスト無事に終了しました!
また少しずつ投稿再開していくので、よろしくお願いします!!




