表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/25

第13話 宣戦布告!

高校1年生、16歳の天音雫です!

何かと至らない点があると思いますが、読んでいただけると嬉しいです!

その少女は薄い朱色の瞳をまん丸に見開き、こちらを見つめていた。


左腕に下げた淡い水色の買い物カゴの中にはグミやクッキーなどが入っているのが遠くからでもわかる。


格好は白い短パンに白のロングブーツ。

水色のトップスにこれまた白いマント。


腰のベルトには白に金色で縁取りされた鞘が括り付けられている。


一見すれば、ただの買い物客。


そう。


彼女のベルトの、鞘がくくりつけられた方とは反対にあるポケット。


それが、あり得ないほど神々しく黄色の光を放ってさえいなければ。


少女がコーラを床に落とし、一瞬ーーーーというか5秒ほど時が止まった。ような気がした。


両者、何も言わないーーどころか何一つ動かない。


空白の5秒が過ぎ去りしあとにようやく、


「私を追って来たんだな、魔王の(義理)の娘ミューティル!この魔晶石は渡さないぞ!」


買い物カゴを地面に投げるように置き、腰の鞘から剣を抜いてこちらに向けたのだった。


「激しいのぅ」


「マジものの剣じゃん…」


ミューティルは元気に遊ぶ孫を見るような声を出し、ハルマは西洋剣の鋭い切っ先に一歩後ずさる。


流石は異世界。帯剣が普通なのか。


可愛らしい見た目に反して持っているものが恐ろしすぎる。


大きなピンクのウサギのぬいぐるみでも持っていて欲しいところだ。


少女はスウッと、息を吸い込み、


「ーーーー私は勇者、サラ.アルシャイン!この魔晶石、奪えるものなら奪い返してみろ!!」


店中に響き渡る大声で宣戦布告をしたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ