お嬢様友人。
お嬢様の名前は東堂茉李那。変態さ!長身短髪の河野が教育係。
友人、親友、仲間
いつの時代も共に語り合い、競い合い、助け合う…
ガシッ!戦い合う?
昼の街の空き地の真ん中で2人の女子がお互いの肩を掴み合い口論している!
「いいえ、ココは毒で攻めて少しずつ弱っている中で解毒謎解き解けるかな?むしろ溶けるかなぁ?デスわ!」
金髪のふわふわセミロングの女子は血走った目で相手を睨み叫んでいた。
対して
黒髪のストレートロングの女子は息が荒いが感情を出来るだけ抑え淡々と語る。
「ちがうわ、体の一部を拘束具で固定してから武器を持たせてお互いに戦わせて負けた方に獣の餌ぐらいしないと!」
空き地の側を行き交う人々は、呆気に取られ眺めて去って行くが…その様に気にせずに2人は言い争いを続ける。
「ここまで言っても曲げないのデスか?」
「あたりまえよ?そっちが曲げるべきじゃないの?」
バチバチと火花が飛ぶ中に割り込む人影。
「はいはい、ちょっとお姉さん方ー」
深い紺色の制服姿の
「どうしたのかなぁ?ちょっとお話し聞かせてくれる?学校は?」
Police man!
登場!
「げっ、ポリ公デスわ!」(何でもないデスわ!)
「お嬢ちゃん、そんな言い方は良くないと思うよーおじさんは。もしかして心の声がもれたかな?」
「わ、私はまだ何もしてないわ!」
「まだ、って事は何かしようとしてたかな?とりあえず住所言えるー?」
「…あ、アナタのせいデスわ!決闘をもうしこむデスわ!」
「んー、決闘罪って知ってるかな?」
「受けて立つわ!」
「立たないで欲しいなぁ。聞いてるー?」
パシーーん!
スーツの長身の短髪の人物に勢いよくスリッパで殴られ2人は頭を抱えながらうずくまる。
「申し訳ございません。2人にはキツく言っておきます。」
「公共DVは関心出来ないけど、助かった気分がするよ。お話し聞いて良いかな?」
「はい…。何でも。」
―――――
職務質問から解放されて怒涛の説教が流れていた。
「どう言うつもりですか?周囲の目って言うモノを気にして下さい!大体勝手に館から抜け出してナニをしているんですか?」
2人は相手を指を指し
「「だってアイツが…」」
と、言った所でまたスリッパで叩かれる。
「で、お嬢様…こちらの方は?」
「知らないのに殴るなんて酷いデスわ!」
「あー、友達?名前は…何だっけ?」
「何で覚えてないのデスか!もう2年も立つのデスわよ!」
「しかし…どこかで見た様な…?」
「良く聞きなさいデスわ!ワタクシはかの有名な資産家の娘のぉー…!」
「あー…アモンだったっけ?」
「檸檬デスわ!宮本檸檬!誰!アモンって!」
「あの、有名な!」
「そうデスわ、そうデスわ!」うなずく。
「ヤバい性格と性癖持ちと噂高い…」
「おっと、ダディの悪口はそこまでデスわ。」
「で、お二人で何をしてたんですか?」
「え、嫌…何も…?」と、口ごもるお嬢様に対して立ち入る檸檬お嬢様。
「何って、素晴らしいリアルデスゲームの作成を!!!」と高らかに発言した。
その瞬間に黒い影と白目を向いた檸檬お嬢様が転がっていた。
残されたお嬢様は
助 け て police man と 叫 ん だ が 記憶が吹き飛んでいた。
空き地には寝転がった2人と破れたスリッパ持った人物が立ち尽くしていたらしい。
police manは無事にかえりました。