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双子姉妹  作者: 碗古田わん
第十話『自由行動日』
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【音羽、歩く】

「京都からは、バスか歩きなんだが・・・・・・」

 薫は言葉を濁した。

「歩こう~!」

 音羽は即決した。

「えっ!?」

 それを聞いた琴美は驚きの声を上げた。

 音羽が歩くのが嫌いなのを知っていたからだ。

 薫が言葉を濁したのも同じ理由だったが、その言葉に真顔を崩して目を見開いた。

 そうしてるうちに地下鉄阪急京都本線は鳥山駅に着いた。

「行こう」

「肯定だ」

 扉が開くと同時に、琴美と薫はホームに飛び出した。

「行くよ~、はのんちゃん」

 音羽は羽音の手を引くと、地下鉄を降りた。

「・・・・・・」

 姉の言われるがままに、地下鉄を一緒に降りる羽音だった。

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