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双子姉妹  作者: 碗古田わん
第十話『自由行動日』

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【祇園に着いて】

 バスは時刻表よりも遅れて到着したが、予約時間よりは早く祇園の町に着いた。

 祇園の町並みは木造の建屋が建ち並ぶ、音羽や羽音、琴美や薫が想像した京都の風景そのものだった。

「えーっと・・・・・・」

 あらかじめプリントアウトしておいた地図を頼りに、目的の店を探す。

「あっ、ここだ」

 そこは見た目でも高そうだとわかる料亭だった。

「予約をしていた楠ですが」

 入口で名を告げると直ぐに女中さんがお座敷へと案内してくれた。

 豪華な飾り付けと金屏風に、四人は声も出なかった。

「わぁー!」

 さほど待たずに料理が運ばれてくる。それはどれも豪勢なものだった。

「支払い、大丈夫?」

 あまりの贅沢さに琴美は心配になって、こっそり羽音に聞いた。

「ここは修学旅行生向けで、値段も安いから大丈夫」

 そんな級友の心配に苦笑いする羽音だった。

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