表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双子姉妹  作者: 碗古田わん
第八話『双子、西へ』
126/249

【交換《シェア》】

「食べないの?」

 袋の封を切った琴美は首を傾げた。

「いや……食べるけどね」

 今朝は寝不足で食欲が無く、朝食をあまり食べられなかった。

 今になってやっと胃が起きて、ちょうどお腹が空いてきたところだった。

 なので、ここはありがたく頂戴しておく。

「そうだ!」

 ポテチを一口食べてから、羽音は思い出した。

「あたし達も持ってきたから、交換(シェア)しよう」

 それから音羽の方を向く。

「ねぇ、おと……」

 そして、固まった。

「ん~?」

 音羽が自分の旅行カバンからお菓子を取り出して、食べ始めていたからだ。

「って、なに、一人で先に食べてるの!?」

 ほんわか笑顔の音羽に、目を三角にして突っ込む羽音だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ