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双子姉妹  作者: 碗古田わん
第七話『旅と道連れ』
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【京都だよ?】

「もっと、京都らしいところとかないのかな?」

 羽音は弱ったような顔で、三人を見た。

「京都らしいところって……」

 琴美は困惑の表情を浮かべた。

「言ってもね~」

 それを受けて、音羽が言葉をつなぐ。

「なんか、お寺とか、神社とか」

 羽音は腕を広げて迫ったが、音羽も琴美も首を傾げていた。

「そう言われて……」

 思い当たらない、そんな感じだった。

「そういうところは、団体行動日に行くからな」

 そこで、薫が真顔で駄目を押す。

「……わかった」

 その言葉で羽音は、これ以上は無駄だと悟った。

「それで考えてみる……」

 諦め顔をするしかない羽音だった。

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