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第6話 決戦・ギルド『最前線』VSバジリスク(序)

第6話 決戦・ギルド『最前線』VSバジリスク(序)




 お正月イベント会場入口いっぱいに広がる強力な明るい光。他の観戦者たちは眼を開けていられなくなる。と同時に。


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン


 観戦者の誰もが耳の鼓膜が破れたかと思うほどの大きな雷鳴。

 この時、観戦者たちは、みんな競技場に落雷があったと思った。雷鳴の余韻に空気が震える。


 やがて観戦者たちは視界を回復する。

 そして、その強い光と爆音の源たる者を知る。


 そこにいたのは、ゴシックロリータの赤と黒の衣装の少女。赤いスカートの丈は膝上20cm。そして黒のニーソ。両手には深紅の皮の長手袋、右手には先端に大きなルビーを備えた漆黒の杖。ツインテールにした炎髪に大きな緋色の瞳。左耳にはルビーのピアス。


 二神(ふたがみ)時雨(しぐれ)、その人だった。


 時雨が発動した特殊()能力(キル)(ドラゴニア)()(ンダー)』の最終形態たる『竜神の逆鱗』。それこそは《HYPER CUBE》界で随一の貫通力を誇る最強の特殊能力(スキル)

それを第1ターンから誰よりも早く発動させることで、バジリスクへの先制攻撃に成功したのだった。



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ



 興奮した観戦者たちが絶叫する。


「みんな、遅すぎぃ。早く私について来なさいよ」

 時雨は笑いながら『最前線』のメンバーたちへ憎まれ口をたたく。





                ◇






 第2ターン:



「バジリスク、覚悟しいや」

 そう叫びながら、矢沢月乃がミスリルの小剣をバジリスクの右後方からバジリスクへと(かざ)す。小剣から爆炎が上がる。




 『爆発(ファイヤ)する小剣(ボム)』。

 連続攻撃の中でミスリルの小剣が一定の超高速度に達することを発動条件として、小剣はたとえ対象者(ターゲット)に触れなくとも術者が被対象者への攻撃意図を有している限り小爆発を起こすことで対象者(ターゲット)を攻撃するという特殊()能力(キル)

 


 第1ターンで月乃は高速移動することでバジリスクの死角となる背後へ回った。この高速移動が良いアップとなりミスリルの小剣が一定の超高速度に達するとの発動条件を充足したところで、月乃はバジリスクへ『爆発(ファイヤ)する小剣(ボム)』を発動したのだった。




 同時に、バジリスクの左後方からネルソン・セレーゾ神父が特殊()能力(キル)『レンジドライブ』を発動させる。ネルソン神父のメイスがバジリスクの体を突き刺す。



 月乃とセレーゾ神父の連携により、バジリスクは大きなダメージを受ける。




                ◇




 第3ターン



 一斉攻撃を浴びて怒り狂ったバジリスクは、先端の尖った尾を高貫通の特殊能力スキルを発動させた時雨に食らわそうとする。



「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


 時雨の叫び声がお正月イベント会場入口へ響く。




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