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グリーン・アフターエンド  作者: 卵かけ定食
【第四章】朽ちた村の秘密
13/19

【第十三探検話】探索中のデータ……

第十二探検話(第十二話のこと)の続きです。

レーズはサイマを探すために声を出して名前を叫んだ。

その声でネウラ達が目を覚ました。

「うるさいなぁ……どうしたの?」

「サイマが居ないんだよ」

レーズはネウラに、今の状況を手短に説明した。

「そうなんだぁ……でも私、お腹すいたから朝飯食べた後でいい?」

ネウラはまるで散歩にでも行くような軽さで言った。

「じゃあ、俺は先に捜してるから」

そう言い残して、レーズは走り出した。

……そして半日が過ぎた。

レーズがキャンプ地に戻ってくると、ネウラは腹を出してぐっすり寝ていた。

「仕方ない……サイマを置いて先にこの家を調べるか……」

そう言ってレーズは歩き出したが、三歩進んだところで、糸が切れたようにその場へ倒れ込み、眠りに落ちた。

……そして翌朝。

レーズは、良い香りとともに目を覚ました。

目の前には、上手に焼けた卵焼きが皿いっぱいと、食パンが一斤置かれていた。

「おっ!目ぇ覚ましたー?」

「見てこれ!めっちゃ練習して上手くできるようになったよ!」

そう言うネウラの隣には、ダークマターの山が、誇らしげに積み上がっていた。。

レーズは心の中で、資材を無駄にしないでくれ……と思ったが、思うだけに留めた。

「ありがとう……」

レーズはネウラに感謝を伝え、食べ始めた。

食後……

「よし、じゃあ早速あの家に入ろう」

「行こー!」

二人と一羽と一機は、トタン屋根の家に入った。

家の中には、さまざまな資料や機械が置かれていた。

【小型人工知能搭載型機械人形の設計図】

そう書かれた資料を見つけた。よく見ると、クリにそっくりだ……

この資料をクリに見せると、

「これは紛れもなく……私の設計図と一致します」

と言った。

「ここはお前の生まれ故郷なのか?」

「分かりません。破損したデータを復元すれば確認できますが……」

「そうか」

レーズはその設計図を鞄に入れた。

設計図以外にも当時の新聞記事を見つけた。

【20xx年5月24日第三次世界大戦勃発】

この新聞記事は戦争直後のやつのようだ…… 聞いたことのない兵器名や用語が並んでいる。

「なんかここ面白いねぇ、見てそれ!」

ネウラが部屋の隅にある箱を指差した。

箱には、

【機構記録媒体入れ箱】

と書かれていた。

「これじゃん!」

二人は万歳をし、箱を開けた……

中にはカセットテープが一つ入っていた。

「はい!クリ、これ使って復元してよ!」

クリはカセットテープを受け取り、内部に入れようとした。しかし、カセットテープの規格が違っていた。

「大き過ぎて入りません」

「規格が違うのか……」

二人はがっかりして下を見た……すると地面に把手があった。

レーズが把手を持ち上へ引っ張ると、暗い地下へ続く階段が姿を現した……

「うお!何だこれ!」

第十三探検話をご拝読いただきありがとうございました!次回の第十四探検話は22:10に投稿予定なので、是非そちらの方もご拝読なさってください!

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