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グリーン・アフターエンド  作者: 卵かけ定食
【第三章】地異大高原
10/14

【第十探検話】次の空島と小さな小鳥

第九探検話(第九話のこと)の続きです。


〈後書きに造語の解説が記載されています〉

「動いた動いた!」

そのまま原付に三人乗りして、浮島を走り回った。

途中で操作を誤ってしまい、そのまま浮島から落ちてしまった。三人は咄嗟にパラグライダーを開いて一命を取り留めたが、バイクはダメになってしまった……

次に渡った島には黄色い小鳥がたくさんいた。

「おッ、こいつは電気ウナズじゃないか」

「なんだ、それは」

電気ウナズとは、自分の体で電気を作ることのできる特殊な生き物だ、とサイマは得意げに語った。

「あまり人懐っこくはないが、攻撃をしてこない可愛い鳥さ」

「ふーん、じゃあ美味しいのかなぁ?」

ネウラは食のことしか考えていないようだ。

「さあな。ところで、お腹が空いたのか?」

「うん」

「じゃあ飯にするか」

三人がテントを建て、夕飯の準備をしていると、一羽の電気ウナズが飛んできた。

『グァーカァー』

独特な鳴き声を放ちながらレーズに近づいて行った。

そしてレーズの腕に顔をこすりつけた。

「電気ウナズが自分から人に寄る事は滅多に無いのに、すごいなレーズ」

「本当か……お前、俺と一緒に探検行くか?」

レーズは鳥に問いかけた。すると頷くように首を縦に振った。

「そうかそうか!じゃあお前の名前は…何がいいと思う?」

「トリッピ!」

「ニワトリ!」

二人が好き勝手に名前を挙げた。

「うーん。じゃあお前の名前は、クガだ!理由はない」

そしてこの日から鳥の名前がクガになった。

「とりあえず、飯ができたら食うか」

三人と一羽は黙々と飯を食べ始めた。

「そういえばクリのこと忘れてたや……これ、クガの電気使えば充電できるんじゃね」

早速クガが作った電気をクリへ流した。すると……

「ジュウデンチュウ………」

クリが動き始めた。

「おぉ!いけた!」

三人は万歳をし、円陣を組んで、その場をぐるぐる回った。

なんてことをしてると突然地面が揺れ始めた。

レーズ達が居座っていた浮島が突然地上へ堕ちた。そして、その場に渓谷ができ、全員渓谷の底に取り残されてしまった。

「ヤベェな………どうやって上がるか…」

第十探検話をご拝読いただきありがとうございます!

次回は14:00に投稿します!是非読んでください!


——————造語一覧——————

電気ウナズ : 浮島に存在する。電気を自分で作ることができる鳥

クガ : 鳥の名前…

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