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転生したら龍に!?  作者: yuu
5/5

やらかした後・・・・・




翔が山を消滅させる少し前・・・・・



「ふふっ、可愛らしいお花ね」


「レスティ様、困ります。城から抜け出してこんな所まで

もし、城の者に見つかってしまったら」


「いいのよ、城に居たって暇なだけだもの。

それより、このお花畑素敵だと思わない?」


「それは確かに素敵なお花畑ではありますが・・・」


「そう堅くならなくていいのよ?ミレア?」


「いや、私は姫の騎士そう言うわけにはいきません」


「んもー、頑固者!!」


「はい、私は頑固者で御座います。では、早く帰りましょう。姫を危険な場所に長く居続けられません。」


「もー少しだけ、お願い!!」


「はぁー、分かりました。少しだけですよ。」


「やったー!!ありがとー」



姫様の護衛になって2年だがここに来るのは一度だけじゃない。

城を抜け出しては、ここに来るのだ。

ここは城から少し離れた場所にある。1年中花が咲いている珍しい場所だ。

言い伝えによれば、ここは昔戦場だったそうだ。この国の英雄とその愛する者がここで共に戦った、戦いには勝ったが英雄の愛する人が戦いで大きな傷をおっていた。もう、息絶えようとしている姿に英雄は愛する者と永遠に居続けたいと願い魔法を地面に放った。その魔法がどんな魔法なのか今も解明されていないがその魔法を放った途端、光に包まれ英雄とその愛する者は消えていたそうだ。その代わり、辺り一面が綺麗な花で埋め尽くされていた。ここは、その言い伝えからリーベの丘と呼ばれている。


「姫様ーもう帰りますよー」


「はーい、今行くー」


レスティとミレアがリーベの丘を立ち去ろうとした途端




「グオオオオオォォォォォォォ」




地響きが起きる程に大きな轟音が聞こえてきた。



「ミレア今の音は何!?」


「分かりません。ですが、早急に城に戻りましょう」


「分かったわ!!」


レスティとミレアは馬に乗ってに足早に去って行った。



一方、その頃とある王室・・・・・



「国王陛下、大変で御座います。とてつもなく大きな音とともに冥府の森にある山、ゴース火山が消滅しました!!」


「何!?すぐに議会を召集せい!!」


「は!!」


「何が起こっているのじゃ!?」


冥府の森とは、一度入ったら戻ることの出来ない魔の森。森の中は、濃い霧で覆われていて未だに未開の地と言われている。その中で、最も一番高い山ゴース火山はこの国からでも見ることが出来る唯一の山である。



「国王陛下、準備が整いました。」


「分かった、今行く」



この時、国王や民衆は知らない

この事をきっかけに起こる事件のことを・・・・・










「すいませんでしたーーー」


俺は今、土下座をしている。

なぜか?って、そりゃあ悪いことしたからからに決まってるじゃないですか。


「はぁー、謝って済む問題じゃないけれど。」


「すいません」


「まあいいわ、改めて私はシルフィよ。あなたの名前は?」


「あ、俺ですか?俺の名前は松葉 翔って言います」


「マツバ?が名前?」


「名前は翔です。」


「ふ~ん。ところであなた、転生者でしょ?」


「え?」


「見た目は、ドラゴンだけどあんたの種族は何?」


「言わなきゃダメですか?」


「言わなきゃダメよ!!」


「龍神です」


「え?ちょっと待ってもう一回言って」


「龍神です」


「え?えーーーーー!?嘘、でも確かに気配も普通と違うし色も」


気配とかは分かんないけど銀色って珍しいのかな?


「あんた、いや、翔はここに来てどの位?」


「3日ぐらいでしょうか?まだ、分からないことだらけですけど」


「じゃあ、私が教えてあげよっか?」


「え?いいんですか?」


「いいわよ。暇だし、他にやることないし」


「あ、ありがとうございます。」


「ていうより、その姿のままでいいの?」


え?この姿ってこの龍の姿ってこと?

人に変われたり出来るの?


「人間になれたりするの?」


「出来るわよ?私だって今、人間になってるじゃない。私は精霊王だからなれるけど普通は無理よ。」


「どうやったら人間になれるんですか?」


「まず、人の形を思い浮かべるの、その次に顔とか思い浮かべてそのあとに人化って唱えるの。分かった?」


え?そんな簡単な事で出来るの?恐るべし魔法


「分かった!えーと、人化!!」


「かっこいい・・・・じゃなくて、は!?今から鏡出すから

《ミラー》」


今の姿は元々居た地球の時の姿で髪の毛と目が銀色になっている


「というより、シルフィ何隠れてるの?」


「自分の姿見てよ、バカ!!」


自分の姿を見ると俺は、生まれたまんまだった。まあ、つまり全裸だったのだ。


「うわっごめん。」


「これ来なさいよ。」


ありがとうと礼をいいこの世界の服を着た。


「一回で出来るなんて流石は神ね。あと、あそこの方も・・・・・じゃなかった。じゃあ、まずこの世界について教えるわ。」


こうして日が暮れるまでこの世界のことを教えてもらった。






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