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人嫌いの転生記  作者: ラスト
第二章
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砂糖が欲しい

 木造の平屋建ての家の中。朝食の時間になったダイニングルームは異様な光景を見せていた。

 テーブルの上に並べられた料理の数々。テーブルを埋め尽くさんばかりに置かれた皿の上には大量の肉料理が山盛りに乗せられていて、見ているだけで胃もたれしそうな量だ。まるでホームパーティーである。

 野菜なんて添え物程度。栄養バランスなど一切考えられていない肉ばかりの朝食をミクォラが次々と平らげて行く。

 そして家主である筈のレイはと言うと、新しい料理の皿を持って来てはミクォラの平らげた空の皿を持って行く作業を延々と行っていた。その姿は家主というより使用人である。


「ふぅ…」


 そしてミクォラが食べ終わって家を出て行くと、漸くレイの食事が始まる。ミクォラに出した料理から取り分けた分を、一人ゆっくりと食べるのだ。

 近くで精霊達がワイワイと騒いでいるが、レイはひたすら無言で食べ進めて行く。肉を食べ、パンを齧り、脂が口に残ればみずみずしい野菜を食べ、喉が乾けば水で喉を潤す。

 そうして料理を平らげ、食後の麦茶で一服する。ゆったりとした時間が流れる中、麦茶を飲んだレイは開口一番にこう言った。


「あれだな。塩味ばっかりで飽きて来たな」


 そんなレイの呟きを聞いて、精霊達はキョトンとした顔でレイを見やる。


「急にどうしたのじゃ?」

「どうしたもこうしたも無い。もう何年塩だけで味付けした料理を食べて来たと思ってるんだ。何を食べても塩味塩味塩味。良い加減うんざりだ」


 今の所、レイの持っている調味料は塩のみである。塩は数年前に塩湖で見付けて以来、その塩水を引いて自作の塩田を作る事で自分達の分は余裕で確保出来るし、いざという時の為に備蓄もしている。

 しかしそれ以来、新しい調味料は何も得られずにいた。一応香草の類は手に入れたが、それ以外は皆無である。

 今回の料理だって塩焼きに塩茹でに香草の炒め物、素揚げに蒸し焼きに塩と香草を使ったスープと塩か素材の味のする物ばかりだ。

 ここ数年程そんな食生活を続けていた事で、レイは塩味の料理に飽きが来ていた。


「そうは言うけどさ。この辺だとレイの料理は豪勢な方に入るんだけど」


 他の地域でも程度は有れどレイよりも良い食生活をしている村人は居ない。流石に飢饉時のヨダ村程では無いだろうが。


「それにレイのご飯、何時も美味し〜よ?」

「それとこれとは別問題だ」


 幾らレイの料理が美味くとも、それとレイが満足するとは限らない。一度地球の食生活に慣れてしまったレイには、塩だけでは不満なのだ。

 砂糖、酢、醤油、味噌、それに胡椒とかの香辛料。それ等を惜しみ無く使って作る料理こそがレイの理想だ。醤油と味噌は最悪自力で作るしか無いだろうが、砂糖なら手に入らなくも無いだろう。そしてそれさえ有れば、作れる料理のレパートリーも格段に増す。


「今後の生活をより良くする為にも、出来るだけ早く砂糖を手に入れておきたい所だな」

「本当は?」

「しょっぱいのはもう嫌だ。俺は甘い物が食べたいんだよ」

「砂糖なぞ口にした事も無いくせに、一体何処で覚えたのやら」


 レイに転生前の記憶が有る事を知らない精霊達には、レイの発言は不思議に思えただろう。ティエラもレイの知識が何処から来ているのか疑問に思っていた。


「まあ兎に角だ。俺は砂糖が欲しくなった」

「でも、砂糖なんてこの森には無いよ?」

「見付かったのは変な植物ばかりじゃったの」

「まあな」


 帰らずの森の中は大概探索した。凶悪な魔物の犇めく奥地にも出向いたが、終ぞ砂糖の原料となるサトウキビは見付からなかった。

 見付かった物と言えば淡白でそれらしい味はしないが一応食べられなくも無い白い人参、えぐ味の強いほうれん草の様な葉物等、野生化して味や形の異なる野菜等だ。

 折角食材として使えそうだと思っていたのに、思っていた味と違って愕然しとしていたのを今でも覚えている。

 良く考えると地球で栽培されている品種改良された野菜と比べてしまえば、味が落ちて思えるのは仕方ない事なのだ。あれ等は人が食べる為に作られた品種なのだから。

 なのでレイが地球の野菜と同じ物を食べようと思えば、レイ自らが品種改良に取り組まねばならないのだ。

 しかし流石のレイも知識の無い分野では手出し出来ないからどうしようも無い。何時か研究するとしても、可能になるには途方も無い時間が必要となるだろう。

 尤も、これ等はまだマシな方なのだ。何せまだ食べられなくも無い味をしているのだから。


「中でも大根は特に酷かったな」


 森の奥地で見付けた形の歪な形状の大根。これが今の所一番の曲者だ。まだ手に入れたばかりなのだが、試しに軽く水洗いしたにも関わらず、大根おろしにして食べてみると土の味がしてしまい、全く美味しく無かったのだ。

 正直あの味の物が料理して美味しくなる構図が思い浮かばず、かと言って他の野菜の様に食べられなくは無いんだろうと高を括って結構な数栽培してしまったので、何もせず放置する訳にも行かない。折角時間を掛けて採って来たので、捨てるのも勿体無い。

 という訳であの大根に関しては、現在レイの悩みの種となっていた。あの土の味に絶望して、口直しに甘味が欲しくなったというのもレイの砂糖を求める理由の一つとなっていた。


「砂糖よりも先に、そのダイコンとやらの使い道を考える方が良いのでは無いか?」

「嫌だ。俺は砂糖が欲しいんだよ」

「ええい子供かッ!」

「レイは子供だよ?」

「そういう訳では無い!」


 確かにレイの肉体年齢は七歳前後、公には子供ではあるが、ティエラが言いたいのはそういう事では無い。


「レイがただの子供な筈が無いのはお主も分かっておろう!この歳で上級魔法をポンポンと使え、妾達でも理解不能な魔法を自作してしまう子供が、そうそう居って堪るか!」


 精霊達も普段のレイの言動から、レイが只者では無い事は知っている。流石に前世の記憶が有る事までは知らない様だが。


「他にも妙に悟った事を言い出しおるし、変に達観した雰囲気も醸し出しておるし、若干目付きが悪いしで、最早普通の子供と呼ぶにはおかしな点が有り過ぎるのじゃ!」

「最後のは生まれつきだけどな」

「話がどんどん離れていくわねぇ」

「と、兎に角!今は目の前に有る物に集中して、先ずは今有る食材の調理法について考えるのじゃ!」


 アイシアに指摘されて赤面のティエラが、コホンと一つ咳払いをしてから言う。若干無理矢理な感じはするが、確かにティエラの言う事にも一理有る。

 確かに生では不味くてとても食べられないが、調理すれば食べられる可能性もゼロでは無い。日本では高級食材として知られているうなぎも、実は血中に毒が有るらしく生では食べられないと言われていると聞く。

 別にこの大根には毒は無い様だが、調理すれば食べられる可能性が有るのならば試す価値は有る。


「それじゃあ、今日の所は取り敢えず大根の食べ方を模索するとして、それで駄目だったら砂糖を取りに行くからな」


「飽くまで砂糖は諦めないんだね」


「当たり前だ。これからの食生活に、砂糖は欠かせない物なんだよ」


 至極当然の様に言い切って、レイはキッチンに移動する。キッチンは広々としており、竃が五つと大きな流し台。収納庫キャビネットには鍋やフライパン等の調理器具がズラリと並んでいる。ミクォラの食欲に対応する為に色々と増やした結果である。


「さてとーーー」


 キッチンに立ち、【アイテムボックス】から大根を取り出す。見た瞬間に生で食べた時の土の味を思い出して顔を顰めるレイ。


「なあ、これ本当に調理するのか?何か食べられる気がしないんだけど」

「良いから早くせい。悩んだ所で味は変わらんぞ」


 ティエラはそう言うが、正直火を通した程度で味が変わるとは思えない。どうしても土の味が記憶にこびり付いているのだ。

 なので鰹節などの出汁の要領で長時間煮込めば、土の味も水に溶けて食べられる様になるのでは無いかと考た。よって念入りに水洗いした後、皮を剥いて輪切りにしてから沸騰したお湯に入れて煮込む事にした。

 そして煮込み始めて直ぐ、鍋には大量の灰汁が出て来た。


「うわぁ…これ本当に美味くなるのかよ」


 既に不信感一杯になりながらも取り敢えず灰汁を取り除きながら煮込み続ける。取っても取っても湧き上がる灰汁にげんなりしながらも灰汁を取りつつ煮込み続ける。


「………ん?」


 変化を感じたのは、煮込み始めてからおよそ一時間が経過した時だった。嫌という程煮込み続けた鍋の中から、仄かに甘い香りがしたのだ。

 決して砂糖を求める余りに感じた幻覚では無い。確かに甘い匂いがしたのだ。

 まさかと思い大根を取り出してみる。表面からは甘い匂いが確かにした。


「良い匂いだね〜!」

「ああ。正直意外だな」


 これはもしやと試しに薄切りにして見る。全体的に柔らかくはなったが、やはり中心の方は固い感触が残っている。そっちの方は期待出来ないので、外側の方を削って食べてみた。


「……不味っ!」


 強い甘味とえぐ味やら土臭さやらが合わさって形容し難い酷い味になっていた。


「滅茶苦茶不味い……のに、何でこんなに甘いんだよ…」


 味はとんでも無く酷いのに、久々に感じる甘味の所為で嬉しいやら悲しいやら微妙な気持ちだ。素直に喜べない。というより寧ろ折角の甘味が台無しになってしまってげんなりしてしまっている感じに近い。


「クソ、此処まで来て失敗か?」


 煮込むだけで一時間も掛かっているというのに、此処に来て躓くと一気にやる気が削がれる想いだ。


「レイ様、こっちからも同じ香りが致します!」


 そんなレイに希望を指し示すかの様に、エストレアが鍋の方を指差して言う。其処には今もなお灰汁を出しながら煮え続ける大根の煮汁が。其処からは土の匂いは一切せず、甘い匂いが立ち込めていた。


「…コイツから灰汁を取り除けば、シロップ代わりに使えそうだな」


 という訳で大根から出た出汁を灰汁を取りながら更に煮詰めて行く。煮汁から灰汁が出なくなって来ると、その代わりと言わんばかりに煮汁に粘性が出て来た。若干色が茶色くなって来ているのが不安要素だが、そんな不安に反して、煮汁は順調に煮詰められて行く。

 十分粘性が出た辺りで木の器に流し込み、魔法で強制的に冷やし固める。

 出来たのはレイの予想していた物とは異なり、限り無く茶色い物体だった。


「何なの、これ」

「これは食べ物なのか?」

「真っ茶色…」

「黙ってろ」


 あまり表情のよろしく無い精霊達を叱責して、その塊を砕いたレイは、それを手にとって口に入れる。

 軽く塊を噛み砕く音の後、その味を確りと確認するかの様に咀嚼し、ゆっくりと飲み込む。


「…………」

「レイ?どうしたの?ポンポン痛いの?」


 無言になったレイを心配して精霊達が近寄って来る。何処が調子が悪いのではと心配していたが、レイの返答はそれとは全く異なる物だった。


「ハハハ……ハハハハハ!!」


 急に黙ったと思ったら、次の瞬間には一転して吹き出す様に笑い出したレイに困惑する精霊達。一体レイはどうしてしまったのだろうかと、頭の中は疑問符だらけになる。


「いや、悪い悪い。ちょっとテンション上がっちゃってな」


「そ、それは良いのじゃが、一体どうしたのじゃ?」

「ああ、そうだな……口で説明するのも面倒だな。ちょっとコイツを食べてみろよ」


 黒い塊を砕いて精霊達に渡す。が、あまり気は進まなそうな雰囲気だ。


「どうした。早く食えよ」

「いや、正直美味そうには思えなくてな」


 見た目は完全に土の塊の様な見た目だ。生で食べた時の土の味を思うと、これを食べたら土の味そのままの味がするのではと思ってしまうのだ。


「大丈夫だ。俺の様子見てただろ?」

「だから不安になってるのじゃがな…」


 見ただけでは美味くて喜んだのか、不味過ぎておかしくなってしまったのか判別出来なかったのだ。レイが進めるという事はきっと美味しいのだと信じたいのだが、いざ食べるとなると土の様な見た目と生は土臭いという情報が後込みさせる。


「で、では…頂きます!」


 そんな中で一番に決意を固めたのは、レイへの忠誠心が信仰レベルに達しつつあるエストレアだった。

 そのエストレアをもってしても、小声で『レイ様の為レイ様の為レイ様の為』と自己暗示するかの様に呟いている。

 そして意を決して手に持った塊を口の中に入れた。フラム達か見守る中、軽く口の中でモゴモゴと味わう。

 そして次の瞬間、エストレアの目がカッと見開かれた。


「美味しいですぅぅぅ!!」


 喜びが表情から滲み出るかの様に笑顔が咲くその様子を見て、フラム達は吃驚してエストレアを見る。


「すっごく甘くて美味しいですぅ!こんなに甘い物は生まれて初めてですぅ〜!」


 そんなエストレアを見て、漸くフラム達も土色の塊を口に入れる。


「甘〜い!」

「頰っぺたが蕩けちゃいそう…!」

「凄い!凄いよ!何て言ったら良いか分からないけど兎に角凄いよ!」

「ウム。まだ余計な味が混じっておるが、それを差し引いてもこの甘さは衝撃的なのじゃ」


 甘い美味いと喜ぶ精霊を見て、レイはもう一つ取って口に入れる。舌に届く味は雑味の多くて十全に美味しいとは言えなかったが、その甘さは正しく砂糖のそれであった。

 この時レイは知らなかったのだが、この大根は地球で言う所の砂糖大根、俗に言うビートや甜菜と呼ばれる植物で、甜菜糖と呼ばれる砂糖の原料として栽培されている植物だったのだ。


「これがレイの言う砂糖なのか?」

「いや、これじゃあまだ雑味が多過ぎて駄目だ。料理に使うならもっと良いものを使いたい」


 そう言うレイの顔は明るい兆しを感じているのか、誰が見ても分かるレベルで口角が上がっていた。


「まあ作る事は出来たんだ。後は工夫次第でもっと良いのが作れる筈。今手元に有る大根を全部使ってでも砂糖を作り出してやる…!」


 こうしてレイの砂糖作りが始まった。地下の調理スペースに移動して、即席で作られた十個の竃をフル活用して製糖に勤しんだ。

 お湯に入れる大根の大きさや形状、煮込み時間、搾り加減、灰汁抜き、煮詰める時間等、それ等を程良い塩梅に調整するのに多くの時間を要した。

 余りに時間が掛かり過ぎるので、時間が足りないと自分の周囲の時間の流れを速める魔法を即席で作ってしまった程だ。その時のティエラが『ある意味砂糖作りよりも凄いことをしている』とレイの突飛さに呆れていたのは別の話。

 そして一切の休憩も無しに試行錯誤を繰り返した結果、遂にレイの満足の行く砂糖が出来上がった。


「うわぁ〜!」

「綺麗…」


 精霊達が目を煌めかせて覗き込む瓶の中には、鮮やかな小麦色の小さな結晶体が、上からの灯りに照らされてキラキラと輝いていた。

 まるで宝石を砕いたかの様な上品な輝きに、精霊達は目を奪われていた。


「まあその結果、レイもこんなになっちゃったんだけどね」

「何というか、まるで燃え尽きて灰になったかの様じゃな」


 精霊達から少し離れた位置に、精魂尽き果てたレイが椅子に座って項垂れていた。砂糖作りを始めてからかなりの時間休まず試行を続けていたので、砂糖が完成した瞬間から暫くの間、レイはこの状態から一歩も動かず休んでいた。


「大丈夫か?」

「ああ、大丈夫。ちょっと疲れただけたから」

「それはそれで凄いのじゃがな」


 普通の人間なら気が滅入って途中で諦めてしまう程の時間を費やしておいて、それをちょっと疲れた程度で片付けられるのは物凄い気力と体力である。


「それより、何か腹減って来たな」

「そりゃあ結構な時間篭りきりだったからね」

「もうお昼は過ぎちゃってますね」

「そんな時間経ってたのか。集中し過ぎて気付かなかった」

「まあ妾達の声すら碌に聞こえぬ状態であったからのぅ」

「え、そうだったのか?」

「ウム。作業中はずっと不気味な笑い声を上げながら鍋を掻き回しておったのじゃ」


 まるで黒魔術を行っている魔女の様である。


「取り敢えず上に上がって飯にしよう」


 砂糖の瓶を【アイテムボックス】に閉まい、後片付けを済ませて地上に戻る。

 そして廊下に出ると、家の中はかなり暗くなっていて、何処からか差し込んでくるオレンジ色の光が薄ぼんやりと廊下を照らしている


「もしかしてもう夕方なのか?」

「そう見たいですね」


 魔法で自分の周囲の時間を加速させたにも関わらず、思っていたよりも時間が経過していた事に軽く驚きつつ、レイは廊下を歩く。

 入り口付近に来ると、玄関の近くに有るリビング兼ダイニングの入り口の扉が開いていた。玄関にはブーツを履きたがらない為裸足で外をうろつくミクォラに足を拭かせるべく用意したタオルが汚れた状態で乱雑に置かれていた。ミクォラは帰っている様だ。魔力の反応からしてリビングにいるらしい。


「悪いな。ちょっと用事が長引いてしまっ…て…」


 リビングに顔を覗かせると、其処には椅子に腰掛けた状態でテーブルに突っ伏しているミクォラの姿が有った。

 現れたレイに挨拶するかの如く腹を鳴らすミクォラ。どうやらレイが来るのをずっと待っていたらしい。


「あ〜、悪い。直ぐに用意するわ」


 またしても腹を鳴らして返事をするミクォラ。それはまるで、早くしてねと言外に催促しているかの様だった。

間違っている所があったら御免なさい。ネットで調べた俄仕込みの知識ではこれ位が限界なんです。

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