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祖父と父

ハザマの國から離れて現代--祖父の家が舞台です

双子の父親登場です!

直次は何かを察知していた。


湯呑を持つ手が止まり、No.(ナンバー)の鏡が移す世界が揺れる。


「直保、、、奈保、、、」


孫の安否を確認出来なくなった歳になった自分が恨めしい。


「直人は気付いているのだろうか」


直次は電話を手に取った。



「直人か?」


『父さんか、どうしたの?』


「ハザマで何か起こっている」


『、、、』


「お前の水晶体で何か、、、」


『父さんはいつも唐突だ。今回の事だって』


「それについては謝ったはずだ。それに帽子屋からも連絡はいった」


『来たよ。それで納得するとでも?あの子らには仕事がある。俺みたいにだらだら遊んでいたわけじゃない』


「、、、」


『、、、それでもあの子らの意思で行ったなら俺は許したさ』


「、、、そうだな」


『あの時点で気付くべきだったんだ』


「私もお前も、あの世界の住人である帽子屋も誰一人気付けなかった」


『気付けたら、何か変わっていた、、、』


「そうだな、何かが変わっていた。でももう遅いよ。直人」


『、、、』


「ハザマは滅びる運命だ。それは変わらない。ただ、時期が早まっただけ」


『悲しいけどそれが現実。、、、水晶体に映っているのは真っ暗な闇だ』


「崩壊後の、だな。その前に自力で出てくるかこちらから引っ張るか、だ」


『その時は連絡ください』


「分かったよ。時に直人、今回の作品はキャストを上手く活かしているな」


『ありがとうございます。プロデューサーが頑張ってくれたお陰ですが』


「新作楽しみにしているよ」


『はい』


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