教えて!諜報部 2
部長、部長!聞いてくださいよ部長!
部長はまだ寝ている
伊賀くん、部長を起こしてくれないかな?
伊賀は嫌そうな表情をして部長を起こす
部長「ん~、なんだよ。人が気持ちよく寝てたのに起こすなんて、、、」
そんなことより聞いてくださいよ!
部長「そんなこと言われた!」
実は、、、
部長「そして焦らす!吉野悪い子」
えっ、悪い子って言われても、、、
「中等部3年、深山翼が造ったゲームが発売されることが決定されたんだよ」
副部長!
部長「雪!」
またそんなところから、、、
副部長「桜の話は深山翼のことであってる?」
あってますけど。
副部長「ならいい。深山翼について特集記事をつくる。勿論、造ったゲームについてだ」
それはいいんですけど、許可してくれますかね。
副部長「そこは大丈夫。深山翼は聞かれれば答えるタイプの人間だという調査結果がでたからな」
早速、質問ですか?
副部長「いや、深山翼は寮生らしいから突撃する」
伊賀「準備必要」
副部長「そういうこと!」
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、、、ここが深山翼の部屋。
管理人に鍵を借りて入った深山の部屋は殺風景でデジタル機器しかない。
部長「殺風景だな」
そうですね。とても静かな部屋。彼は2次元に癒しを求めていたのか。
「不法侵入は犯罪です」
静かに語るように彼は言った。
「貴方達も取材ですか」
ため息混じりに彼は言った。
部長「達、か。俺らの前に何人か来たようだな」
「ええ。ゲーム本の出版社とか、攻略本を作りましょうと仰った方もいたです」
早いですね。もう、攻略の話なんですか。
「ええ。僕の本に攻略本なんかいらないですが」
メガネを指で少し上げる。
副部長「あなたの造ったゲームについて教えて」
あっ、自己紹介まだでしたね。私は、、、
「諜報部の人間ですね」
部長「そうだ。俺は部長の柊冬馬。副部長の柊雪、部員の伊賀信長と吉野桜」
「深山翼です」
部長「深山翼、質問してもいいか」
「良いですよ。その前に座ろうです」
ベッドの下にある収納から折り畳み式のイスを出し、それを人数分広げた。
「どうぞです」
諜報部のメンバーはそれぞれ折り畳み式のイスに腰をおろした。
部長「それじゃあ、質問を始めよう!」
副部長「君の造ったゲームについて教えてくれ」
「副部長さんは男っぽい話し方ですね。僕の造ったゲームはThreeofworldというタイトルです」
threeofworld(3つのセカイ)。
「タイトルの通り3つのセカイを巡ることができます。プレイヤーは生産者と消費者の2つ選べます。生産者を選んでもマイルームで消費者になれます」
2つの人格を持てるということ。
「第一セカイは現実に酷似したセカイです。プレイヤーが地図を自分で作ることができます」
イベントが起こるのも第一セカイ。
「第二セカイは有名な2次元をグレードアップさせています。勿論許可取ってます」
その有名な2次元はピケもん。
「第三セカイはマイルームといって良い場所です。畑があったりします。自分で作れるので好きなものを置けたりします」
なんでも出来る場所。
部長「面白そうだ。是非、プレイしてみたいものだ」
「プレイするにはPCとヘッドギアRVが必要です。RVはこの為に作ったです」
ヘッドギアRV。それは通常のヘッドギアとどう違うのか不思議なところだ。
部長「ヘッドギアとヘッドギアRVはどう違うのかな」
「PSPとPSPVetaと同じような違いです。見た目の違いは出ないようにしてます。RVのほうが一回り大きいのは致し方ないです」
普通に出しちゃっていいのかな?
「親に連絡したいんでそろそろいいですか」
部長「分かった。また来るよ」
部屋を出るとき、深山翼が小声で「はい」と嬉しそうに答えたのは吉野以外気付かなかった。
深山翼は普通科の生徒です。
Threeofworldを完成させたことにより芸能科に移ることがあるかもですね




