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ハザマに来るよ

「こっち!」

直保は帽子屋に引っ張られ祖父の家を出た。

引っ張られ着いた先は祖父の家からさほど離れていない森の中だった。

「なんですか、いきなり」

「何さりげなく本質に入ろうとしてんの、直保」

「、、、合ってたんですか!?あなたがそ、、、」

続きを言おうとしていた直保の口を塞ぐ。

「それは言っていけない。特に、黒猫にはね」

帽子屋はクスクス笑って帽子の中へ消えていった。一言残して、、、

「君もそろそろハザマに来るよ」また笑って。


『ハザマに来るよ』その言葉が引っ掛かった。

〈ハザマの國〉へはそうそう行けない。それはこれまでの文脈から出せること。それに、、、最初にハザマへ行ったときは奈保と一緒だった。

だから、、、奈保と一緒じゃないと俺は〈ハザマの國〉へ行けない。

でも、何処かに入り口があるはず。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


奈保は走って走って走りまくった。光に向かって走った。

走りはじめてから何時間も経った。でも、光に届かない。

疲れて座り込んだ。直保の側にいるのが一番落ち着く。

泣きそうになる。泣いても解決しないのは判ってる。でも涙が出てくる。

泣きじゃくっている。単語が漏れる。「直保」「助けて」と漏れ泣く。



アリスはチェシャ猫と合流して森の外へ向かっていた。

途中、泣き声が森の奥から聞こえてくる。

「チェシャ猫、この泣き声誰のかな」

「少女の泣き声だね。見に行ってみる?」

アリスは頷き、泣き声の主を探そうと森の奥へ戻っていく。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

帽子屋、狙撃手、奇術師、手品師、黒ウサギ、白ウサギ、チェシャ猫、チャシャ猫、アリス


この中には魂に同じものを宿すのがおります。

貴方は誰だか解りますか?

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