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楔の日  作者: 赤裏大喜
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第9話 「謎の古い友人」

第9話です!よろしくお願いします!ぜひお楽しみください!


凱弦「それが噂に聞く黒角か……」

共志郎『黙れ……』

凱弦「来い、黒角」

薔薇美「父様、ここは私が」

白楽薔薇美(はくらばらみ)(44)】


白い髪に白いまつ毛。照明で美しく煌めく髪が、彼女の美しさを更に極める。


凱弦「ああ」

共志郎『死ね…………!』


薔薇美の右手から白く煌めく炎が共志郎に向かって勢いよく噴出される。


共志郎(白い炎………!!)

薔薇美「父様に従いなさい、黒角」

共志郎『誰が……ッ!!!』


共志郎が一部悪魔の状態を解き、黒い煙のようなものを彼らに投げつける。


一同「!」


だが凱弦が共志郎の攻撃を軽々と片手でいなす。


凱弦「これは……」

凱弦「貴様ジョーカーか」

共志郎『ジョーカー?』

凱弦「"奴"と同じか……」

凱弦「貴様は欲しい」

凱弦「来い、黒角」

共志郎『さっき言っただろ……』

共志郎『行くわけないって言ったんだ……』

夜俊「まだ言うか貴様ッッ!!!」

共志郎『邪魔だ』

凱弦「何度言ったらわかるのだ?夜俊』

夜俊「申し訳ありません」

共志郎『全員…殺してやる…』


共志郎が彼らに対して殺意を向けたその時、フードを被った星のピアスをした男性が突然現れる。


??「まだ出来ないさ」

一同「!」

共志郎『あなたも白楽か……』

??「いいや、違うよ」

??「俺はただの、こいつらの古い友人さ」

共志郎『つまり仲間でしょ……』

??「ただし、殺したい程憎まれてるらしい」

凱弦「貴様………」

??「凱弦、こいつに手を出すんじゃない」

凱弦「"半端者(はんぱもの)"め……」

??「俺はここらで退場させてもらうとするよ」

共志郎『あ、あなたは………』

王我「薔薇美」

薔薇美「わかってます……!」


炎を謎の彼に向かって放つ。


??「おーっと」


謎の力を使い、炎を薔薇美の元へと跳ね返す。


??「強くなったねぇ、白楽薔薇美」

薔薇美「クソガキ………」

??「また会おう」

凱弦「貴様らはまとめて捕らえる」


その時突然、凱弦が一瞬にして謎の彼と共志郎の腕を片手で掴む


??「っとー……」

共志郎(なんだ今の………!!速すぎる……!!)

??「……」

凱弦「我の下へ来い」

??「行くわけないだろう?」

バンッ!!!!(凱弦と離れる2人

凱弦「貴様ァ……」

??「今度こそ、また会おう」


彼は謎の力を使ったからか、一瞬にして15階であるこの部屋の窓から消え去り、姿を消す


凱弦「………」

王我「追いますか?」

凱弦「やめておけ」

凱弦「奴らは、我が直々に捕らえる」


路地裏のゴミ箱の上で2人は現れた

共志郎は疲れているのかぐったりしている


??「ここまで来ればもう安心さ」

共志郎『あなたは…一体……」

??「その内分かるさ」

??「…お前さん」

??「またあそこに行く気だろう」

??「やめておいた方がいい」

共志郎「………」

??「それじゃあ」


またしても一瞬で姿を消す

共志郎はそれを疑問に思いながらも、立ち上がるのに必死で考える余裕もなかった


共志郎「何だったんだ……」


最後までありがとうございました!これからも頑張りますー!

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