第82話 「剣士」
第82話です!よろしくお願いします!
王我「………」
宗治「………」
宗治「クソ親父……」
宗治「血だらけで…醜いな」
王我「………」
王我「お前の教育を誤った」
宗治「"灰龍"!!」
灰龍が吠えながら王我に向かう
王我「ごめんな……宗治」
王我「上手く育ててやれなくて」
宗治「っ……………」
王我が刀を構えると灰龍を一瞬で斬る
王我「行くぞ!!!宗治!!!」
宗治「来いよ……クソ親父………」
王我「……"解伝"」
王我からエネルギーが噴き出し全身に巡る
宗治「……………………」
宗治「……俺に手こずるとはな」
宗治「弱いぞ、親父」
王我「お前は知らないみたいだ」
王我「大人の怖さを」
宗治「………」
王我「"天下一刀"」
刀にエネルギーを纏わせ構える
宗治「"魔籠化鎧"」
宗治は悪魔に触れると大きな鎌を生成する
その瞬間、宗治は大鎌で王我にエネルギー態のようなものを放つ
だが王我は即座にその一撃を受け止めるがギリギリのようだ
王我「っ…………!」
宗治が一瞬で王我の元へと近づくと即座に蹴り飛ばす
王我「うっ…!」
宗治は吹っ飛ばしたことで油断していた隙に背後から突然王我が現れる。だが宗治は油断していたにも関わらず王我の顔を裏拳で殴られる王我
王我「う…………っ!!?」
宗治「だから言ったろ、弱いぞ」
王我(どうなってる……?)
王我(まさか既に…"開"に………!?)
宗治「魅せてやる」
髪とまつげが段々と白く染まっていく
王我「!?」
王我(髪が白く染まるのは…術陣が体に適合した証拠)
王我(そしてまつ毛が白く染まるのは、"開"に至った証拠)
王我(まさか……同時に成ってしまうとは…………)
宗治「"開殿"」
2人を囲うように突然景色が変わる
宗治「…………」
王我(所々欠けている場所がある……)
王我(まだ未完成なんだ)
王我(だが隙がない)
王我「…………」
宗治「お前は今日ここで死ぬ」
王我に向かうように無数の剣が地面から生える
だが王我は間一髪で空中に避ける
王我("開殿"は術陣の全開放)
王我 (まずいな……)
宗治「さぁ、死んでもらうぞ」
王我「っ………」
鈴響たちは宗治が作り上げた領域"開殿"に驚いていた
鈴響「なんだあれ!?」
芽衣花「"開殿"だよ!」
轟「"解伝"?それは悪魔武装の特権だ」
轟「契約者が使うものでは………」
芽衣花「違う違う」
芽衣花「"開殿"」
芽衣花「"開"に至った者だけが使える特権だよ」
轟「"開"か……」
鈴響「俺手伝ってくる」
芽衣花「無駄だよ」
芽衣花「足でまといになる」
鈴響「そんなのやってみなきゃ………!」
芽衣花「ダメだよ」
芽衣花「お父さんも鈴響くんも死ぬ」
鈴響「じゃあどうしたら………」
花姫「……やっぱり私…」
芽衣花「花姫、ダメだよ」
花姫「でも………」
芽衣花「父さんを信じよう」
圭大「いや、待ってられない」
芽衣花「幼卒くん……!?」
圭大「違ぇわバカ」
芽衣花「え?夜俊叔父さんは……?倒したの?マジで?」
圭大「…………」
満月「死んだよ」
芽衣花「え?」
花姫「!」
満月「白菊夜俊は自殺した」
芽衣花「自殺……………って…」
芽衣花「嘘………」
頼漢「本当だ」
圭大「オレはここに入るぞ」
鈴響「圭やめとけ!死ぬぞ!」
圭大「いや、平気だ」
圭大「多分な」
鈴響「多分って………」
圭大「まぁ待ってろお前ら」
圭大「そこでゆっくりな」
圭大はそう言いながらズズっと領域内へ入ってゆく
芽衣花「入ってっちゃった………」
鈴響「圭………」
圭大は領域の中へと入る。そこはまるで地獄のようだ
圭大 (ここが……)
王我と宗治の剣がぶつかる金属音が響く
王我「っ…………!」
宗治「………」
圭大はすかさず右腕に侵解伝を発動しながら走り出す
圭大「"侵解伝"」
圭大「どけ!」
王我「!?」
宗治「?」
宗治に向けて刃を振り下ろすが簡単に避けられてしまう
圭大「チッ……」
宗治「お前……"術斬り"」
圭大「オレそんな風に呼ばれてんのか」
王我「君は………」
圭大「助けに来たぞおっさん」
圭大「あんたの娘らが待ってる」
王我「……………」
王我「神代くん…だっけ」
王我「死ぬよ」
圭大「死なねぇよ多分」
王我「早く離れなさい!!」
圭大「大人の言うことだから従えって?」
圭大「足は引っ張んねぇよ」
王我「…………」
王我「…気をつけて、あいつは"開"に入ってるから」
圭大「おう」
宗治「バカばっかだな」
宗治「さっさと死ねよ」
そう言い放つと圭大たちの地面から刃が飛び出る
飛んできた刃を弾いていく圭大は何か焦っている
圭大("絶魈"でも斬れないのか!!)
圭大(やべぇな油断してた、なんでも斬れると………)
圭大 (ま…ず…い……)
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