第68話 「縄田は今日も歓迎する」
第68話です!よろしくお願いします!
境は縄田の右足につけられた鉄板のようなものを疑問に思う
共志郎 (なんだあれは………)
共志郎(もう楔は使えない……)
共志郎(普通の悪魔状態で……)
境は楔ではなく以前の悪魔状態を使い変身した
縄田「…悪魔の形態が複数あるのか」
縄田「楽しいな」
共志郎『…………』
共志郎(あの足はなんだ………?)
共志郎(悪魔武装………?)
縄田「これか?気になるか……」
縄田「こいつは、悪魔細胞内蔵武装"垓鋼"」
縄田「ただの"割れない鉄板"だ」
縄田「昔"白楽"にいた時にくすねた」
共志郎『白楽にいた………?』
縄田「働いていた」
縄田「表向きの社員じゃない」
縄田「裏向きの…悪魔支援者としての社員だった」
共志郎『!』
共志郎『悪魔を支援してたんですか………?』
縄田「ああ、契約者たちのサポートを」
共志郎『……………』
共志郎『許せない………』
縄田「…そうか」
縄田「嫌いか?俺のこと」
共志郎『ええ……腹が立つ………』
境は縄田に向かって一直線に飛び出す
そして縄田の顔を殴る。だが微動だにしない
共志郎『なんでですか!!!なんであんなやつらに協力を!!!』
縄田「…理由はない」
共志郎『っ…………』
共志郎『日本がこんなことになったのは!!全部あいつらのせいなのに!!!』
共志郎『悪魔を支援する連中がいるから原田は………!』
更に叫びながらも縄田の顔を蹴る
共志郎『悪魔を支援する連中も!!』
更に顔を殴る
共志郎『その連中を支援するあなたも!!!』
共志郎『心の底から腹が立つ!!』
共志郎『許せないッ!!!』
境がもう一度殴ろうとすると腕を掴まれてしまう
縄田「じゃあなんだ」
縄田「謝ればいいのか?」
縄田「謝ればお前は満たされるのか?」
縄田「それだけなのか?」
共志郎『何が言いたいんですか……』
縄田「今のままでは退屈だ、お前は」
共志郎『人をバカにして………!』
縄田「バカにはしてない」
縄田「ただ、退屈なんだ」
縄田「そう、俺はただ退屈なんだ」
縄田「俺の魂には響かないんだ、何も」
縄田「俺はただ悪魔を殺す」
縄田「悪魔を倒していい事沢山したら、俺の魂は響くかもしれない」
縄田「だから聞きたいんだ」
縄田「お前はなんだ」
縄田「悪魔か?人か?」
共志郎『……僕は………………』
共志郎『人間だ』
縄田「聞けてよかった……………………」
縄田「お前、俺の息子になれ」
縄田「歓迎する」
共志郎『………………?』
縄田「息子だ」
縄田「俺はな、息子が欲しかったんだ」
縄田「ずっと憧れていた」
縄田「なれ、息子に」
共志郎『え…ごめんなさい嫌です』
共志郎『なんですか急に……』
縄田「そうか…………」
縄田「どうせ俺なんかには………」
縄田「息子は出来ない………」
縄田は突然鼻をすする
共志郎(え…泣くほど?)
頼漢『ゥゥゥ……』
頼漢たちが2人のいる公園へと到着する
圭大「久田!あそこだ!」
圭大「おいなんなんだあん………」
圭大が縄田に文句を言おうとすると、縄田は鼻をすすっている。それに気付き圭大は言葉が詰まる
圭大「た………」
境は悪魔状態を解除し、普通の人間の姿へと変貌する
頼漢「だから言ったろ、めんどくせぇやつなんだよこいつは」
頼漢「性格が」
頼漢「俺も前会った時、息子になれと言われた」
頼漢「そして断ったらこうやって拗ねる、意味がわからない」
頼漢「こいつの話は基本的に受け入れるな、頭がおかしい」
共志郎『……でも……………」
共志郎「実力は本物だった」
頼漢「…そうだ」
頼漢「ムカつくくらいにな」
圭大「…………」
縄田「お前は俺の息子になってくれるのか?」
圭大「今度はオレかよ……」
縄田「ああ、共くんには断られたから次はお前だ」
縄田「歓迎するぞ」
共志郎「共くん?」
頼漢「1度誘ったやつには、くん付けで呼ぶんだ」
頼漢「本当に勘弁してくれ」
圭大「……………」
圭大「…めんどくせぇ」
縄田「………………」
縄田はその圭大の発言によって落ち込んでしまう。涙は止まらないようだ
最後までありがとうございました!
「悪魔細胞内蔵武装 "垓鋼"」
脛と足の甲に装着する板。
見た目はただの脛当ての形をした鉄板で、これといった能力は何もないが、決して割れたり傷つくことがない代物だ
次回もよろしくお願いします!




