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楔の日  作者: 赤裏大喜
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第6話 「地獄を歩む」

第6話です!ぜひお楽しみください!

雨が降り、圭大は傘も刺さず誰もいない廃工場で悪魔と遭遇する。


悪魔『カァァッ』

圭大「悪魔……」

圭大(大丈夫だ…今度こそ……)


剣から刀身を出現させ、一息つく


ツルッ(滑る圭大)

圭大 (やべッ)

ドサッ(圭大が倒れる)

圭大「っ……」

悪魔『?』

圭大「……」

圭大(やっべぇ…何やってんだオレ……)

圭大(命かかってんだぞ……)

悪魔『ガァァッ!!!』

圭大(死………っ!!)


その時突然背後から誰かが自分を庇ったようだ。2人は地面に叩きつけられる。


圭大「っ…何だ…」

鈴響「よお」

圭大「山田……」

圭大「なんでここに……」

鈴響「っ…」

圭大「どうした」

鈴響「足が…っ」

圭大「おい……無茶すんなよ……」

鈴響「平気だ…んなもん……」

圭大「っ……」

圭大「なんで来た!!」

圭大「死ぬぞ!!」

鈴響「黙れ!!!」

鈴響「お前は何もわかってない!!」

圭大「っ………いいから離れてろ!!」


鈴響の体を背後に押し除け、自分は戦闘体制を取る。


鈴響「圭!聞け!!」

グッ!!!(悪魔の拳を刀身で受ける圭大)

圭大「今……ッ!!戦闘中!!!」

鈴響「お前の過去に何があったか知らねぇけどさ!!」

鈴響「信じろよ俺たちを!!」

鈴響「約束する!!」

鈴響「絶対死なねぇから!!」

圭大「っ………」

ザンッ!!!(悪魔の体を少し斬る

圭大(わかってる……オレだって死なせねぇって約束した……)

圭大(あんな覚悟しといて…すぐ裏切った……)

圭大(気持ちだけじゃ守れない)

圭大 (くっそ…オレは……)

鈴響「圭ッ!!」

鈴響「もう、後悔させない!!!!」

圭大「……!」

圭大「……」

圭大「…約束しろ、山田鈴響」

圭大「今はいねぇけど…皇雨音……」

鈴響「!」


その時圭大はグッと剣を握り、悪魔に向かって走り出した


圭大「オレと、地獄歩け」

悪魔『ゾッッ』

グッッ!!!(悪魔の核に剣が入る

悪魔『ガァァァァッ!!!!』

圭大「あああああああ!!!!」

ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(悪魔の核を斬る

圭大「はぁ…はぁ…はぁ…」

ダッ!!(勢いのまま壁にぶつかる

圭大「っ……」

鈴響「大丈夫か?」

圭大「…おう」

パッ(手を交わす2人

鈴響「俺たちも着いてくぜ、地獄」

圭大「ああ、オレと一緒に地獄見ろ」

鈴響「あ、電話」

プルルル(電話かける

ブッ

鈴響「あ、皇さん?」

鈴響「圭見っけた」

鈴響「廃工場んとこ」

鈴響「おっけー、待ってる」

ブチッ(電話を切る

鈴響「皇さんすぐ来るって」

鈴響「ここで待ってようぜ」

圭大「おう」

圭大「…」

鈴響「…」

圭大「オレ中学ん時、親友いたんだよ」

圭大「でも、オレがそいつを死なせちまった」

鈴響「ふーん」

鈴響「もう次は後悔しないぞ」

鈴響「大丈夫だ!俺たちはいなくならねぇ!」

圭大「ああ」

雨音「神代く〜んんん……」

圭大「皇…」

雨音「よかったぁぁ」

圭大「皇」

圭大「お前、オレたちと地獄来るか?」

雨音「地獄?あー…えっと…」

雨音「行きます」

圭大「怖くないか?」

雨音「怖いけど…神代くん達がいるから大丈夫です」

圭大「……」

雨音「山田くん!足から血が!」

鈴響「ん?あー大丈夫大丈夫」

圭大「鈴響、雨音」

鈴響、雨音「!」

圭大「オレに着いてこい」

鈴響「おう!」

雨音「はい!」


森の中で悪魔に話しかけられた共志郎は即座に振り向く。

悪魔『黒角ォォ……』

共志郎「………」

共志郎「黒角…何だそれ……」

共志郎「僕のことか?クズ」

最後までありがとうございました!これからもよろしくお願いします!頑張ります!

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