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楔の日  作者: 赤裏大喜
56/65

第56話 「天啓 -世界変革-④」

第56話です!よろしくお願いします!


凱弦「ついに悪魔と成った………」

凱弦「これで……我も………俺も」

凱弦「幸せに…………」

綾騎「………」

綾騎「凱弦様……ようやく遂げましたな」

凱弦「…ああ………」

凱弦「見ろ」

凱弦「これが幸せだ」

凱弦「死なない体、永遠の命」

凱弦「生殖器も必要ない」

凱弦「夜俊の言う通り、悪魔こそ至高だ……」

凱弦 (これであいつも………)

花姫「お爺様………」

花姫「なんで……」

凱弦「知っていただろう?」

花姫「みんな…悪魔に………」

花姫「誰も望んでない!!」

凱弦「例え望んでいなかったとしても、我が導きだした"幸せ"だ」

凱弦「我は正しい」

花姫「それでも…うちの会社のご飯を美味しいって食べてる人だっているんですよ……?」

花姫「全国のチェーン店に悪魔の細胞を混ぜるなんて、やっぱり間違ってましたよ!!!」


ナレーション【"真世界"】

ナレーション【全国に白楽グループのチェーン店を配置し、そしてそこで出される料理には全て】

ナレーション【"開闢の悪魔の細胞"を混ぜ込んでいた】

ナレーション【当然この計画は、白楽の一族以外は知らない】

ナレーション【そして、全国店舗数1,000を突破した今こそ、花姫の能力により"開闢の悪魔の細胞"を活性化させ、人間と悪魔、2つの細胞が混ざった人間を悪魔に変化させた】

ナレーション【凱弦の、白楽の一族の長年の夢である"真世界"はようやく完遂された】


凱弦「花姫、お前は正しくない」

凱弦「発言するなら"正しい意見"を言え」

凱弦「正しい事も言えない弱者はいらん」





満月は銃を連射し、夜俊を追い詰める


夜俊「く……っ」

夜俊(やはり"天練"は手強い………)


芽衣花は夜俊に向けて矢を放つが悪魔に受け止められてしまう


夜俊(遠距離好き共め………!)

満月「早く倒されてくんない?」

満月「その髭1本ずつ抜きたいんだからさ」

夜俊「……………」

夜俊「私はいい………」

夜俊「だが!!!」

夜俊「この髭を愚弄するでない!!!」

満月、芽衣花「………?」

満月「え?あ…なんかごめん」

夜俊「謝罪しろ、そうすれば許すことを検討してやるぞ」

満月「誰がするか………っ!!」

夜俊「……餓鬼め」

満月「私さぁ…マジで…マジでキレてんだよねぇ…」

満月「あんたに」

夜俊「では」

夜俊「お互いに嫌っているようだ」

満月「私のどこに嫌う要素があるっていうの?」

満月「犯罪者ならわかるけどさぁー?」

夜俊「窃盗罪、侵入罪、銃刀法違反、侮辱罪…etc(エトセトラ)………」

満月「お前ムカつく」

満月「やっぱ嫌い」

夜俊「"底吠"」

夜俊「整列!!!」


夜俊の術陣で数体の悪魔を綺麗に整列させる


悪魔たち『ゥゥゥ……』

夜俊「"前進せよ"」

夜俊「ヤツらを殺せ」

悪魔たち『オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!』


悪魔たちは唸り声を上げながら満月たちに襲いかかる


芽衣花「"釣霊縛式"」

芽衣花「"天配の儀"!!」


芽衣花の矢が雨のように降らせる


夜俊「回避!!ただし…」

夜俊「力でな」


悪魔たちが降ってきた矢を全て手で弾く


芽衣花「!!」

芽衣花 (なにあれ………)

芽衣花(本当に悪魔…………?)

芽衣花(恐ろしい硬度………)

満月「く………」




境は波奈のいた場所を見つめながら、いまだに立ち尽くしていた


圭大「境……」

共志郎「神代くん……僕は…何を…………」

圭大「………………」

圭大「…お前のせいじゃない」

圭大「オレの責任だ」

圭大「止められなかった」

圭大「…………」

圭大「…知らなかった」

圭大「戦うことでこんなにも人が死ぬなんて……」

圭大「舐めてたな……」

共志郎「………」

圭大「だがな」


圭大が境の胸ぐらを掴み叫ぶ


圭大「オレたちがこんなとこで突っ立ってたら、もっと人が死ぬ!!」

圭大「だから行くぞ!!誰かの未来を守るんだ!!!」

共志郎「…僕はやっぱり…1人がいいよ」

圭大「………わかった」

圭大「オレは行くぞ」


圭大は一階の受付に移動し、ペンと紙を持って何か書き始める

それを境の足元に静かに置く


圭大「…一緒に戦う気が出来たら電話しろ」

圭大「オレの電話番号だ」

共志郎「………」

最後までありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!!!

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