第51話 「天啓 -牙城-⑥」
第51話です!よろしくお願いします!
【対戦状況】
ナレーション【白楽凱弦VS神代圭大、境共志郎】
ナレーション【白菊夜俊VS満月、白楽芽衣花】
ナレーション【白楽薔薇美、白楽宗治VS白楽王我】
ナレーション【低級悪魔VS藤谷轟、他諸々】
ナレーション【白鵬綾騎、白菊俊樹VS神楽波奈】
ナレーション【白波瀬兎叫VS久田頼漢】
ナレーション【白波瀬兎叫、久田頼漢の手により死亡】
ナレーション【勝者、久田頼漢】
鈴響は闘技場から抜け出し他の部屋で武器を探していた
鈴響(何か武器はないか……)
鈴響(俺も戦わなきゃ………)
鈴響「………」
鈴響「!」
鈴響(武器庫………!)
鈴響「何か強そうな……」
鈴響は刀から何か気配を感じる
鈴響「……?」
鈴響(なんだ…あれ……刀………?)
鈴響「これ……」
鈴響「……………!」
鈴響「これなら……いける………!!」
鈴響はその刀に何かを感じ、持って戦場へと走っていく
轟たちは低級悪魔と戦いを繰り広げていた。だがその悪魔たちの量が凄まじく、減る気がしない
轟「多すぎる……!」
西田「いつ終わんだよ!!」
相馬「諦めないで!絶対!!!」
村野「雑魚悪魔のクセによォ!!」
轟「くっ………」
鈴響「みんなー!」
轟「鈴響!」
西田「おめー何してんだ!白楽の相手は!?」
鈴響「圭に任せました!」
鈴響「俺、刀パクってきましたー!」
相馬「え!?」
鈴響は刀を握り悪魔に向かって走っていく
相馬(何………?あの刀………)
相馬(何か……とてつもない………!!)
鈴響「行くぜ!!」
鈴響が刀を振ると数体の悪魔の核が斬れる
悪魔『グオオオオオオオオオオ!!!!!!!』
一同「!」
轟「なんだその力は!」
鈴響「えぇ…すっげ……」
轟「なんだその刀………」
鈴響「わかんね」
バラム『やられましたね……』
鈴響「!?」
バラム『あなたですね』
バラム『我が同胞を亡き者にしたのは』
鈴響(喋れる悪魔………!?)
バラム『!』
バラム『それは……』
バラム『"数珠丸恒次"………!!』
鈴響「数珠丸恒次……」
鈴響「…」
鈴響「悪魔……」
鈴響「俺が相手だ」
バラム『人間風情め……』
その時鈴響は不思議な体験をした。数珠丸恒次に関しての情報が脳に流れ込んでくるような感覚に陥っていた
鈴響(なんだこれ……数珠丸恒次の情報が頭に流れ込んでくる………)
鈴響「"数珠丸恒次"」
鈴響「"解"」
鈴響「"伝"」
バラム『いきなりだと…………!?』
鈴響「ぐ…………っ!!?」
鈴響の五感、筋力、身体能力が向上する。だがその反動は凄まじく体が軋むようだ
鈴響(体が痛む………!!)
鈴響(でも………)
鈴響(力が湧いてくる…………!)
鈴響が刀を強く握りバラムに向けて構える
バラム『一撃で葬りましょう……』
鈴響「…………」
鈴響(大丈夫だ………俺ならやれる)
鈴響(前に進むんだ)
鈴響(こんな所で命落としてらんねぇよ…………!)
バラム『行きますよ……人間………………!!』
鈴響「ああ………!」
両者は足に力を込める
鈴響 (もう…………)
両者は同時に、お互いに向けて飛び出す
鈴響(弱いままではいられねぇんだよ………………!!!!)
すれ違うように交えた両者。すると鈴響は右の脇腹を少し斬れたようだ
鈴響「う……っ」
だがバラムは核までやられたらしく、一度苦しむと灰となって散っていく
バラム『がは……………ッ!!』
鈴響「はぁ…はぁ…」
鈴響「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
轟「鈴響!」
轟(脇腹か………!!)
相馬「離れて!」
相馬「私の術陣で治す!」
轟「お、お願いします!」
相馬「く………っ」
すると突然、相馬の首が消える。
轟、鈴響「!」
舞莉「ダメだよ〜」
轟「……お前………………」
舞莉「命令もらった!低級悪魔と戦ってるあなた達を殺す!」
轟「みんな!!構えてくれ!!」
轟「鈴響!俺の後ろに隠れろ!」
突如何かを感じ轟は槍を構える
轟「!」
その感じたものを槍で貫いて鈴響と自分の身を守った
轟 (なんだ…………!?)
背後を見ると鈴響と轟以外の全員の上半身が消えてしまっている
轟、鈴響「……………!」
2人は酷く怯え恐怖し、絶望と悲しみの表情を浮かべる
舞莉(貫けるんだ!)
舞莉(楽しくなりそっ♡)
ナレーション【白菊舞莉VS山田鈴響、藤谷轟】
ナレーション【その火蓋が、切られる瞬間であった】
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