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楔の日  作者: 赤裏大喜
50/88

第50話 「天啓 -牙城-⑤」

第50話です!ありがとうございます!!

ではどうぞ!!!


満月「チャンスじゃん!」


波奈は境を見つめて静かに突っ立っている


満月「?」

満月「ちょっとはっち!」

波奈「え?」

満月「突っ立ってないでよ!」

満月「前に居たオールバックのヤツがいないの!えとー…名前は……」

波奈「…白鵬綾騎」

満月「あーそうそうそう!」

満月「とにかく追って!探して!」

波奈「わ、わかった……」

満月「境って人とは、終わったあとで話せばいい」

波奈「わかった」


波奈は走り出し、綾騎を探しにいく




綾騎と俊樹は花姫を探してエレベーターを上がったようだ


綾騎「ここでもないか……」

俊樹「ここにもいなかったです!」

綾騎「どこに隠した………」

綾騎「芽衣花……」

綾騎「まぁいい、私の糸で探そう」

俊樹「は、はい!」

綾騎「"織戻綾玉式(しょくれいあやだましき)"」


綾騎は複数の糸を出す。その糸には全て神経が通っていて探し物をするのに使うのだ




花姫は部屋の隅で体育座りをして静かに待っている


花姫(お姉様……まだかな………)

花姫 (もんじゃ…かぁ……)

花姫(どんな食べ物なんだろ)


扉の隙間から糸が入ってくる。先程綾騎が出したものだ


花姫「!」

花姫(綾騎さんの糸………!!)

花姫(逃げ場はない………!!)

花姫(お姉様………!)


その瞬間、波奈が糸を掴み千切る。

そして花姫を見て言う


波奈「…誰だ?」

花姫「………?」


波奈は芽衣花との会話を思い出していた。芽衣花には白髪のショートボブの女の子と聞いていたのだ


波奈(この子がそうか………)

波奈「名前は?」

花姫「え?」

花姫(誰…?悪魔狩りの人………?)

花姫「は、白楽……花姫………」

波奈「よし」

波奈「今すぐここから出る」

波奈「行くぞ」

花姫「ちょっ…」

花姫「なんなんですか!私はここでお姉様を待ってるんです……!」

綾騎「あれ」


綾騎が突然その部屋に入ってくる


花姫「!」

波奈「………お前か」

綾騎「何をしているのかな」

波奈「関係ない」

綾騎「やる気だね」

俊樹「………」

俊樹「…花姫」

俊樹「こっちに来てくれ」

花姫「俊樹くん………」

花姫「………」

綾騎「さぁ、来るんだ」

綾騎「君が居れば完遂だ」

花姫「……………嫌です」

綾騎「…」

花姫「…わ、私は…ここで………」

花姫「お姉様…お姉ちゃんを待つんだ!!!」

綾騎「………………」

綾騎「"猟櫑(りょうらい)"」


綾騎は糸を出し波奈と花姫に放つ


花姫「お願いします!助けてください!私死にたくない!」

波奈「ああ、そのつもりで白楽(ここ)に来た」


波奈は綾騎の糸を見ると、その技と同じ技を出し、綾騎に向けて放つ


波奈「"猟櫑"」

綾騎「!」

俊樹「!?」

綾騎(模倣(コピー)…………!!)

波奈「私の術陣は"倣牢眼(ほうろうがん)"」

波奈「相手の術陣をコピーする」


今度は薔薇美の使っていた裁獄・深業の白い炎を手のひらに出す


俊樹(まじか………!!)

綾騎(薔薇美さんの炎…………)


波奈の隠れていた右目がチラリと見える。その目は白いまつ毛だった。つまりそれは開に至った者の証。


綾騎、俊樹、花姫「!!」

花姫「その目……!」

綾騎「まさか……成っているのか…………」



芽衣花「え?決まってるじゃないですか」

芽衣花「だって波奈さん、お母さん同様"開"に至ってるし…」



綾騎「"開"に………………!」

最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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