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楔の日  作者: 赤裏大喜
47/66

第47話 「天啓 -牙城-②」

第47話です!どうぞよろしくお願いします!!!



島木「うおおおお!!!」


島木は宗治に向かってくるが、宗治は容赦なく剣で心臓を貫く


島木「う……っ!!」

宗治「………」

宗治「……………姉さん…親父…」

宗治「…なんでだよ」

薔薇美「宗治」

宗治「親父…なんでなんだ」

王我「家族は殺したくない」

王我「お前は姉さんが死んでもいいのか!!?」

宗治「あんな裏切り者…死んで当然だろ……」

王我「ごめん、宗治」

王我「少し痛い」

薔薇美「宗治にまで………!!」


王我は一瞬にして宗治の目の前へと進み、刀の峰を向けて振り下ろすが、片手で止められてしまう


王我「!」

宗治「めんどくせぇよ…親父」

王我(宗治の力が増えてゆく………!?)

宗治「めんどくせぇよ!!!親父ィ!!!」


宗治がそう叫ぶと、王我が一瞬にして壁に叩きつけられてしまい、痛みに悶える


王我(なんだこの力………)

王我(薔薇美に匹敵する…)

王我(宗治も次代の…)

王我("開"候補……)

宗治「親父!!目ェ覚ませよ!!」

宗治「裏切り者なんだよ!!」

宗治「姉さんは!!殺すべきなんだよ!!!」

宗治「……それに花姫はただの所有物だ」

宗治「物は物なんだよ」

宗治「どうせあいつも悪魔になって幸せになる」

宗治「今不幸でも別にいいだろ」


王我は一瞬にして宗治の目の前へと来ると、顔面を殴るが宗治は微動だにしない


王我「教育だ!!拳でなァ!!!」




動けるようになった圭大は凱弦に向かっていく


圭大「だぁぁーっ!!」

凱弦「"塗延(とえん)"」


凱弦がそう言い放つと圭大の動きが遅くなり止まってしまう


凱弦「…貴様はそこで止まれ」

共志郎『くらえ』

共志郎『"雨夜の月"………!!』


境は空気を掴み、固体として凱弦に向けて投げる


共志郎(これで死んでくれ)

凱弦「"塗狭(ときょう)"」


凱弦は一瞬にして境の目の前にいる。

境は瞬時に距離を取って後ろへと下がった


共志郎『!』

凱弦「我を舐めていたな?黒角」

共志郎『ただの老いぼれだろ………』

凱弦「そう見えるか、貴様には」

共志郎『死ねクソジジイ』

凱弦「…………」

共志郎『"雨夜の月"』


境は先程と同じように空気を投げるが、凱弦は一瞬にして境のところにいて、顔面を蹴っていた


共志郎『ぐっ!!!』

凱弦「…………」

凱弦「黒角、貴様の鎧は薄氷か?」

共志郎(なんでだ…なんであんな早い……)

共志郎(それに神代くんは止まってるわけじゃない)

共志郎(ゆっくり動いてる)


ナレーション【境共志郎は瞬時に判明させた】

ナレーション【この状況の詳細を】

ナレーション【"塗延"、時の流れる速度を延ばす】

ナレーション【"塗狭"、時の流れる速度を狭める】

ナレーション【白楽凱弦の術陣、それは…………】


共志郎『お前の術陣…(わか)ったぞ』

共志郎『"時の流れる速度を調節する"』

共志郎『でもどうしてだ…時が完全に停止している時がある』

凱弦「そうやっていつまでも惨めに考えていろ」

凱弦「そうしている間に貴様は息絶える」


最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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