第29話 「戦線離脱」
第29話です!
よろしくお願いします!
頼漢たちが頼漢、満月の家に到着し、窓をゆっくりと開ける
3人はゆっくりと床へと足を着く。
頼漢『……」
悪魔状態をゆっくりと解いていく
圭大「………」
満月「…………圭大」
圭大「オレはもう」
圭大「戦わない」
床に剣を置くと、圭大はゆっくりと立ち上がり、扉に向かい外へ出る
頼漢「………クソ」
圭大はふらつきながら自分の家へと歩を進める
圭大 (まただ……)
圭大 (またやった)
圭大(また、友達を巻き込んで…殺した)
圭大(危ない道に進んだのが間違いだったんだ)
圭大(あいつらを…自分を信じたのが間違いだったんだ)
圭大(もう、何も信じない)
その出来事から2日後、授業中の教室で鈴響が外を見つめながら思う
鈴響(圭も皇さんも来ねぇなぁ)
鈴響(頼漢さんと満月さんも連絡つかねぇし)
鈴響(行ってみるか)
鈴響は満月たちの家へと着いていて、既にインターホンを押していた。
すると満月が扉を開ける。
満月「………鈴響」
鈴響「どーも!最近圭と皇さんが連絡くれなくて」
鈴響「学校にも来ないし」
鈴響「なんか知ってます?」
満月「…………」
頼漢「……」
鈴響「?」
満月「……雨音は………………」
鈴響は満月たちと別れ、帰路についていた
鈴響【聞かされた】
鈴響【皇さんが白菊夜俊に殺されたこと、圭が戦いを辞めたこと】
鈴響【俺は一体何をしてるんだろう】
鈴響【ただ見守ることしかしてなくて】
鈴響【無力にも程がある】
鈴響【こんな自分が情けない、汚い、気色悪い】
鈴響【今すぐにでも、殺してしまいたい】
突然鈴響の鼻先に雨がぽつりと落ちる。
鈴響「………」
その一滴の雨を皮切りに、雨が段々と土砂降りとなる。
鈴響「なんでこんな時に………ッ」
鈴響は雨と共に涙を流し、その場で膝から崩れ落ちてしまう
鈴響「雨なんだよ……」
圭大の部屋の中で、叔母さんがベッドの上に体育座りで座っている
圭大の叔母さん「あんた学校は?」
圭大「……行かない」
圭大の叔母さん「あっそ」
圭大の叔母さん「行きたくないならまぁいいけどさ」
圭大の叔母さん「ご飯は食べな」
圭大「…ああ」
叔母さんが扉を閉め、圭大の部屋から出ていく
圭大「…………………」
落ち込んでいると、圭大の背後にある窓ガラスがノックされる。
圭大が振り向くとそこには頼漢がいた。窓を開け頼漢と会話しようとする
圭大「…」
圭大「……久田…」
頼漢「お前、何してる」
圭大「………」
頼漢「戦わないのか?」
圭大「……戦わない」
圭大「オレはもう離脱する」
圭大「悪いけど、もう関わるな」
そう言うと圭大は頼漢に背を向け、先程と同じ体制を取る。体育座りだ
頼漢はその姿に呆れたような表情をする
頼漢「………」
頼漢「…最後に1つ聞く」
頼漢「お前は、何を望んで戦った?」
圭大「………」
圭大は頼漢と向きを合わせることはなく、背を向けながら言った
圭大「……覚えてねぇよ」
頼漢「……そうか」
頼漢「じゃあな」
頼漢「情けないお前なんかとは、もう会うことはないだろうな」
圭大がそう言うと頼漢は瞬時に姿を消す
圭大(誰かの代わりになんか…なれねぇよ……)
圭大(オレはもう…戦わない……)
圭大は変わらず落ち込んでいて、少し涙ぐんでいる
最後までありがとうございました!
圭大めっちゃ落ち込んでますね!
次回もよろしくお願いします!




