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楔の日  作者: 赤裏大喜
23/66

第23話 「非通知」

第23話です!

よろしくお願いします!


圭大が矢を壊したことを感じる芽衣花。

それにより彼女は落ち込み屈む


芽衣花「また壊されたぁ〜……」

芽衣花「もー!!」

芽衣花「神代圭大……って言ったっけ……」

芽衣花「いつか私が殺すから!!」



頼漢「おい」

頼漢「神代、起きろ」

圭大「……久田…」


圭大が気がつくと布団で寝ていて、頼漢と満月が看病をしてくれていたらしい


頼漢「早く起きろ」

圭大「…雨音は?」

頼漢「皇は自宅に戻ってるらしい」

満月「あの子私に電話かけてくれたの」

満月「神代くんが死んじゃう〜ってね」

圭大「……そうか」

頼漢「何があった?」

圭大「あの白髪セーラー服女の姉だよ」

頼漢、満月(白髪セーラー服女……)

圭大「そいつが…どこからかはわかんねぇけど、矢をオレに放ってきた」

頼漢「追ってくる矢か……」

満月「よく死なずに済んだね」

圭大「まぁ…なんとかな」

頼漢「あとお前な、足折れてるぞ」

圭大「はっ!?」


そう聞くとすかさず布団を捲り、足を確認する。

だが折れてはいなかった


圭大「……折れてねぇじゃねぇかよ」

頼漢「……?」

満月「あー、らっち嘘ついたぁー」

頼漢 (…そんなはずはない)

頼漢(俺が確認した時、確実に折れてた)

頼漢 (こいつ…なんなんだ?)

頼漢「おい、神…」

圭大「オレは帰るぞ」


そう言うと圭大は立ち上がり、玄関の扉の方へと向かう


圭大「じゃあな」

圭大「なんかあったら連絡する」

満月「けっち」

満月「なんかあったらじゃなくて、何か感じたら連絡して」

圭大「……気が向いたらな」

頼漢「学も無ければ心もないな」

圭大「ッ………」

満月「こらこらっち、喧嘩振らないの」

頼漢「………」

圭大「とりあえずオレは帰る」


扉を開けると突然圭大は立ち止まり、後ろを振り向かずに言う


満月、頼漢「?」

圭大「…看病してくれて…ありがとう」

圭大「……一応感謝はしとく」

頼漢「変な所にこだわりがあるんだな」


バン!思い切り扉を閉め、外へと出る


圭大「クソがッ!!」


突然圭大のスマホに非通知で電話がかかってくる。圭大は身に覚えがないようだ


圭大「?」

圭大「…非通知」

圭大「……もしもし」


圭大が電話に出ると、聞き覚えのある声がした


夜俊《神代圭大……と言ったな》


圭大「……何で番号わかんだよ」


夜俊《…貴様の友は預かっているぞ》


圭大「友……?」


玄関の前で電話している圭大の様子が気になり、ドアを開けて覗く2人


頼漢、満月「?」

圭大「…そいつの……性別は…………?」


夜俊《女性(レディ)だ》


圭大「……」

圭大「…………今何処にいる」


夜俊《この女性(レディ)の家さ》


圭大「く………ッ!!!!」


そう聞くと圭大は雨音の家の方向へと走り出す。

最後までありがとうございます!

まさかの夜俊が雨音を攫ってしまいました…

次回もよろしくお願いします!

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