第145話 「誰かの代わりに戦う戦士」
第145話です!よろしくお願いします!
鈴響は勢いよく扉を開けて教室に入る
鈴響「お前!何やってんだ!!」
圭大「おう」
クラスメイト1「山田!!こいつ殺人犯だぞ!!?」
鈴響「っ………」
鈴響「それは………っ」
圭大「……」
圭大は静かに教卓の前に立つ
圭大「聞いて欲しい」
圭大「オレは確かに悪魔だ」
圭大「"楔"」
クラスメイト「うわあああ!!」
圭大が変身したその瞬間、クラスの生徒たちは黒板から離れ教室の後ろの方へと逃げる
圭大『オレは!!!』
クラスメイト「!?」
圭大『ただの偽善者だ』
圭大『たまたま力を持っただけの偽善者』
圭大『でも…偽善でもオレはやる」
圭大は段々と楔を解いていく
鈴響「圭……」
圭大「オレは必ず世界を戻してみせる」
圭大「悪魔が存在しない世界にする」
圭大「何億年も続いた神の失態は、オレが正す」
圭大「…それが終わったら……オレも普通の高校生に……」
クラスメイト2「ふざけんなよ」
クラスメイト2「お前と境共志郎が戦ってた時、人がめちゃくちゃ死んだろ!!!」
圭大「………」
鈴響「違う!!」
鈴響「こいつは…」
鈴響「人のために戦ってる……」
鈴響「頼む…お願いします……」
鈴響「理解してください………」
校長「……」
担任「校長……」
校長「山田くん、顔を上げなさい」
鈴響「…」
鈴響「圭は…何も悪くない……」
校長「………」
校長「か、神代くん……」
圭大「……」
校長「君は何のために戦っているんだい?」
圭大「戦えない誰かの代わりに」
圭大「仲間も大勢死んだ」
圭大「悪魔になる実験をやられたヤツだったり、生まれた瞬間に悪魔と関わらなきゃいけなかったヤツだったり」
圭大「悪魔を否定し、正義を貫いたら殺されたヤツもいた」
圭大「……皇雨音」
一同「!!!?」
圭大「人間に殺されたんだよ………!!!」
圭大「…だから……オレは皆の死を無駄にするような事はもうしたくない」
圭大「オレは境……共志郎を殺して、全部元に戻してやるんだ」
校長「……」
校長「神代くん、君を休学処分にする」
圭大「は?」
校長「このままじゃ君は卒業できない」
校長「だから休学だ」
圭大「………」
校長「見守ろう、君を」
圭大「…ありがとう」
クラスメイトたちは圭大の体の至る所にあるキズを見て気付き始める
クラスメイト1(あの顔の傷…人の為に戦って出来た傷……?)
クラスメイト3(色んな所に傷がある……)
クラスメイト4(山田にも……)
クラス一同(もしかして神代は…本当に誰かの為に……?)
圭大「オレはどう思われても構わない」
圭大「だからせめて…邪魔はしないでくれ」
同日、正門の前にて
鈴響はこれから学校だが、圭大は境と決着をつけるため行こうとしていた
圭大「鈴響、お前はこれからも学校に通え」
鈴響「は?俺も戦うに決まってる」
圭大「お前は危険って言われてる強制契約をしたらしいな」
圭大「お前は戦うべきじゃない」
鈴響「でも……!」
圭大「オレの分まで勉強して、全部終わったら教えてくれ」
鈴響「……」
鈴響「たっぷり勉強教えるから、そん時は寝るなよな」
圭大「ああ」
圭大「じゃあな」
鈴響「"またな"だろ?」
圭大「…ああ」
圭大「だよな」
圭大(境…終わらせるぞ、お前は必ずオレが……)
共志郎(神代くん…終わらせよう、君は必ず僕が……)
圭大、共志郎「殺す」
第4章「神の怒り」 完。
最後までありがとうございました!
この話で第4章は完結となります!次回からはいよいよ最終章「楔」です!!
最終章までお付き合いいただき本当にありがとうございます!!圭大や境たちの物語をぜひ最後までご覧ください!!
次回もよろしくお願いします!




