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楔の日  作者: 赤裏大喜
142/152

第141話 「2つの楔②」

第141話です!よろしくお願いします!


圭大「お前…縄田を殺したらしいな……」

圭大「お前の覚悟って…ゴミみてぇな覚悟だったんだな」

共志郎「………」

圭大「ただの悪魔じゃねぇかよ」

共志郎「僕をなんて言おうが…何も変わらない」

共志郎「君たちを怒ることもないし、殺したいとも思わない」

圭大「は?」

共志郎「殺さなきゃならないから殺すんだ」

共志郎「義務だよこれは」

圭大「………」

圭大「戦えないお前ら、先帰ってろ」

花姫「圭大……」

圭大「待ってろ、帰るから」

凱弦「……」

凱弦「神代」

圭大「あ?」

凱弦「頼んだ」

圭大「上からかよクソッ!!」

圭大「鈴響!轟!共佑!」

圭大「コスモスはお前らの担当だ!!」

鈴響「任せろ!」

圭大「境…やるぞ」

共志郎「……」

圭大、共志郎「"(くさび)"」


2人は同時に楔に変身する

境は開闢の悪魔を喰ったことで容姿が変わったようだ。角は大きく目が青く光る


共志郎『随分変わったみたいだね』

圭大『お前こそ、目光ってんぞ』

共志郎『……』

圭大『……』


境の腕の中の酸素を膨張させた腕の刃と圭大の大剣がぶつかり合う


共志郎『剣の握りが甘いよ神代くん………!!!』

共志郎『まだ迷っているのかい………!?』

圭大『っ………』

共志郎『覚悟だ…君には覚悟が足りない……』

共志郎『神代くん…覚悟をする覚悟をするんだ』

圭大『ああああ!!!!!』


圭大は剣を強く握り押し込む


共志郎『…………』


だが境は圭大に衝撃波を与え吹き飛ばす


圭大『がは………っ!!』

共志郎『僕は神になったんだ』

圭大『神だって……?』

共志郎『開闢の悪魔を喰ってね…そうしたら能力が発現した』

圭大『開闢の悪魔……』

圭大(だったらこいつの細胞を取り入れれば、オレも開闢の力を……)

圭大(やるしかない………!!)

共志郎『この世界は必ず正す』

共志郎『止めたいなら止めてみてよ』

圭大『ああ…お前も狩りの対象だ』


境は圭大の首を掴み壁に向かって走り出す


圭大『!』


白楽グループの高層階にいる2人。境は圭大の首を掴みながら壁を破壊し瓦礫と一緒に外に出てしまう


圭大(まずい……!!)

圭大『……"災月(さいげつ)"…………………ッ!!!』


圭大は飛んでいったビルの瓦礫と破片を月の刃で砂状になるまで切り刻む


下にいる一般人の頭に砂が落ちてくる


男性1「は!?なんだこれ!」

女性1「キャャー!」


圭大は首を掴まれながら地面に思いっきり激突する


圭大『がは…………っ!!!』

男性2「あ…悪魔だ……!」

周囲の一般人「キャャャャャ!!!うわあああああ!!!」

圭大『やめろ境!!!人がいるんだぞ………!!?』

共志郎『神代くん、それも狩りの対象だよ』

男性3「あいつら…神代と境って呼び合ってたぞ……」

女性2「あれが境共志郎と神代圭大………!?」

圭大『さっさとどっか行け!!!早くしろ!!!死ぬぞ!!!』

男性4「バ、バカを言え!お前らが人間を殺すんだろ!?」

共志郎『………』

共志郎『鬱陶しいですよ』

共志郎『"絵空事(えそらごと)"』

圭大『逃げろォーッ!!!』


逃げ惑う人々の背後にあるビルに大きな傷が入る


人間たち「うわああああああ!!!!!」

圭大『何をした境!!!』

共志郎『酸素の刃だよ』

圭大『この野郎………』

圭大『おいあんたら!!早く離れろ!!動画撮ってんな!!!』

圭大『っ……!!』


圭大は境に蹴られるが剣で受け止める


圭大『ここにいたら自殺と一緒だぞ!!』

男性5「殺人だろーが!!!」

男性5「あ、お巡りさん!!逮捕してくださいよ!!!いや死刑!公開処刑!!」


ナレーション【現在の世間は、"神代圭大と境共志郎は共犯"ということになっている】

ナレーション【つまりこの状況もただの自作自演としか思われないのだ】


圭大『逃げろ!!!!早く!!!!』


圭大は境の周囲にある固体化された酸素の壁を蹴る


圭大(当たんねぇ…透明な壁みてぇのがある)

共志郎『僕に委ねてくれ………!!』

圭大『オレは最初っから決めてんだよ……』

圭大『戦えない誰かの代わりに戦うってな………!!!』

共志郎『本当に君は子供なんだね……』

圭大『お前こそ子供なんじゃねぇの?神になりたいとか』

共志郎『子供でもいい、僕は既に神になってる』

圭大『わかってんだよ、2回も言うな』

男性6「おい……!!無視すんなよ!!」

共志郎『うるさいんだよ……』


境は膝をついて地面に手を置く


共志郎『"絵空事(えそらごと)"』

圭大『?』

圭大(地震か………!!)

圭大『あんたら!!頭守れ!!!地震だ!!!!』

男性6「はぁ!?」


突然地面が激しく揺れ始めビルのガラスが全て割れる


一般人「うわああああ!!!!!」

圭大『バカが……!!!』

圭大『"波極蟹刈"……!!』


ハサミ型のエネルギー態で硬化した酸素ごと境を挟む


圭大『あああああああ!!!!!!』


挟んだまま境をぶん投げる

境が地面から離れたことで地震が止まったようだ


共志郎『………』

女性3「止まっ…た…」


境は空気中の酸素を硬化させ空中に足場を作る。

そしてまた酸素を硬化させ透明の階段のようなものを作りゆっくりと降りていく


圭大『っ…………』

圭大(あいつの術陣……マジでとんでもない………)

圭大(勝てる気が…しない………)

圭大『境…覚悟をする覚悟をしろって言ったよな……』

圭大『それが必要だって言うなら…やるよ』

共志郎『………』

圭大(あいつの術陣は自由だ)

圭大(ほぼ何でも出来ると言っていい……)

圭大(一応オレも花姫のバフはかかってるが…てかあいつの術陣チートだろ!!)

共志郎『神代くん…君はまだ高校生だ』

共志郎『戦わなくていい』

圭大『そんなん知るかよ』

圭大『お前こそ大学行ってたんだろ?』

圭大『オレとお前、何か変わんのかよ』

共志郎『………』

圭大『それに、学生だとか大人だとかそんなの関係ねぇだろ』

圭大『オレはこの力を持ってる、戦う理由はそれだけでいい』

共志郎『……そっか』


境の姿が段々と変わり始める。それは今までの楔とは違く、魔物のように不気味に見える


圭大『?』

共志郎『これが神の姿……』

圭大『それが神だって?』

圭大『どっちかっつーと魔物だろ』

最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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