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楔の日  作者: 赤裏大喜
131/152

第131話 「死体」

第131話です!よろしくお願いします!


波奈「…」

凪奈「境さん、"あのお姉ちゃん"を殺します」

共志郎「凪奈さん……」

凪奈「あなたはお姉ちゃんでも…私のお姉ちゃんじゃない!!」

凪奈、波奈「"改倶錬限"………!」


2人の柱がぶつかる


共志郎「…………」

共志郎(僕はまだ…自分の罪を受ける覚悟が出来てない……………)

共志郎(全部食え)

共志郎(自分の全てを……………!!!)

共志郎「クゥゥサァァビィィッ!!!!!」


境は感情のまま爆発するように体が変化する


共志郎『ハァ…ハァ…ハァ……』

共志郎『あなたは死んだ…波奈さん………!!!』


境は波奈に向けて飛び出す


波奈「"雨夜の月"」


空気に触れると、その掴んだ空気をぶん投げる


共志郎「"絵空事"…………」


境が刃のように変形した腕で空気を斬る


波奈「!」

波奈(なんだあの腕は………)

波奈(まさか…自身の体内の酸素を膨張させたのか………!?)

波奈(激痛だろ…………)

波奈(すました顔を……!わからないが…)

凪奈「"改倶錬限"」

共志郎『"絵空事"…………!』

波奈「………」

波奈「返死生」

波奈「"全天呪之式(ぜんてんじゅのしき)"」


境が術陣により空気に触れようとしても掠ってしまう


共志郎『!?』

共志郎(術陣が使えない………!!)

共志郎(一時的に術陣を止める………!!?)

共志郎『凪奈さん!一時的に術陣を停められます!!!気をつけて!!!』

凪奈「………」

共志郎(無視……)

共志郎『凪奈さん!!柱を波奈さんに叩きつけてください!!!』

凪奈「え?はあ…」


凪奈が柱を生成し放つが、波奈に当たらず地面に当てる


波奈「血迷ったか、境」

波奈「…?」

波奈(空中に…柱の破片が………)

共志郎『波奈さん…』

共志郎『あの時呑んだお酒…正直美味しくなかった』

共志郎『でも…凄く楽しかったです、ありがとう』


波奈が優しく微笑む


凪奈「お…」


境が左手を上がる


凪奈「お姉ちゃ…」


境が腕を振り下ろしたその瞬間、先程放たれた柱の破片が直撃する


共志郎『………………』


波奈は既に糸となって消えている


凪奈「お姉ちゃん……」

凪奈「これが…正解だよね………」

共志郎『ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…』

凪奈「?」

共志郎『ハナ………サン……』

凪奈「え?」


境は波奈だった糸を手で集め、自分の口の中へと運ぶ


凪奈「え……………………」

共志郎「ハァァァァァ………」

凪奈(食べた……?)

共志郎「……」

共志郎「…僕を殺しますか?」

凪奈「……もういいです」

凪奈「私はあなたを殺しません」

共志郎「………」

共志郎「…さようなら」


境は背を向けて歩き去る


凪奈「………」




共志郎(開闢の悪魔……)

共志郎(お前の力は、必ず僕が奪う)

共志郎(世界のために)


最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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