第12話 「海」
第12話です!ぜひお楽しみください!
叔母さん「あんたどこ行くの?」
圭大「海」
叔母さん「この前の友達ー?」
圭大「……まぁな」
圭大の叔母さん「そっか!」
圭大の叔母さん「楽しんできなよ!」
圭大「おう」
暑く照らす太陽の下で青く澄んではいない海を見る一同。海を見て気分が舞い上がっているようだ
満月「おー!海!!」
鈴響「青っ!!!」
雨音「暑いですね!」
満月「らっち!海だよ!」
頼漢「ああ」
鈴響「圭!泳ぐぞ!」
圭大「あ、ああ…」
満月は浮き輪でプカプカと浮いている。それに捕まる鈴響と圭大
砂浜の方では頼漢と雨音が静かに座っている
鈴響「うわ気持ちー……」
満月「ちょい寒〜」
圭大「………」
雨音「久田さんは行かないんですか?」
頼漢「俺はいい」
頼漢「あんたは?」
雨音「私はー…カナヅチなので……」
頼漢「…そうか」
雨音「久田さんはどうして満月さんと一緒に行動を?」
頼漢「……」
頼漢「…恩返しなんだ」
頼漢「俺を研究所から助けてくれたのはあいつだから」
頼漢「恩返しがしたい」
雨音「恩返し……」
次の瞬間、頼漢の顔面に飛んできたボールが当たる
頼漢の顔は赤くなっていて痛そうだ
雨音「ひ、久田さん……」
頼漢「てめぇ……」
圭大「悪ぃ」
頼漢「俺も混ぜろ!!そいつは俺が殺す!!!」
満月「おー!こいこい!」
頼漢「オラァッ!!!!」
ビーチバレーを楽しむ4人、その様子を見て楽しむ雨音。楽しい時間が続く
圭大「お前!オレの顔狙うなよ!」
頼漢「うるせぇよ……」
圭大「………」
雨音「あはは…」
頼漢の打った一撃が圭大の顔に当たったのか、赤く腫れている
圭大は不機嫌な様子
圭大「……」
満月「そんなムスッてしないでよっ!」
圭大「別に怒ってねーよ……」
満月「怒ってんじゃん!はははは!!!」
頼漢「お前が悪いぞ、神代」
圭大「オレは謝っただろ!」
鈴響「まぁまぁまぁまぁ」
鈴響「そんな喧嘩すんなって2人とも」
鈴響「悪魔と戦う者同士仲良くしようぜ?」
圭大「………」
頼漢「………」
満月「あ、そうだらっち」
満月「けっちに戦い方教えてあげたら!?」
頼漢「嫌だ」
満月「えー!いいじゃーん!」
頼漢「なんで俺がこいつに……」
圭大「満月、必要ない」
圭大「オレは自分で強くなる」
満月「えー、そー?」
頼漢「やっぱやる」
頼漢「お前に教えて、俺への恩を着させてやる」
圭大「いらねぇって!」
頼漢「なら必要ないことを証明しろ」
頼漢「戦え」
圭大「………」
圭大「…やってやるよ……」
共志郎は目が覚める。身に覚えのない家だ
誰かが自分を介抱したのか、ベッドの上で寝ていたようだ
共志郎「ん……」
共志郎(ん?なんだここ)
??2「あ」
??2「お姉ちゃーん!起きたー!」
共志郎(???)
??1「起きたか」
??1「お前、なんで倒れてた?」
共志郎「あなた達は………」
凪奈「あたしが神楽凪奈で、こっちがお姉ちゃんの波奈です!」
【神楽凪奈(17)】
共志郎「えっと…これはどういう……」
波奈「お前、悪魔狩りだろ?」
【神楽波奈(26)】
共志郎「まぁ……」
波奈「何の悪魔にやられた?」
共志郎「いや、悪魔では……」
波奈「悪魔じゃない?」
波奈「じゃあなんだ、人間と喧嘩か?」
共志郎「まぁ………」
波奈「ただの不良か」
波奈「すまない、見当違いだった」
共志郎「いえ……」
共志郎「じゃあ僕は……」
そう言うと共志郎はベッドから降り立ち去ろうとする
凪奈「あーダメダメ!まだ安静に!」
共志郎「いやでも……」
凪奈「いいんです!寝ててください!」
波奈「お前、名前は?」
共志郎「さ、境共志郎です……」
波奈「そうか…お前が黒角……」
共志郎「なぜそれを?」
波奈「悪魔から聞いたんだ」
波奈「黒角…境共志郎……」
波奈「悪魔を狩る悪魔」
最後までありがとうございました!
圭大たちが海で楽しみ親交を深める様子!いやぁ〜!いいですね!これからが楽しみです!
神楽波奈と凪奈!この2人が今後どう活躍するのか乞うご期待!
次回もよろしくお願いします!




