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楔の日  作者: 赤裏大喜
111/152

第111話 「ヒビの入る音」

第111話です!よろしくお願いします!


零弦「……」


零弦はテレビをリモコンで付ける


ニュースキャスター【本日午後5時半頃、東京渋谷区にあるタピオカ専門店"クルドッグ"が襲われ、店員、来店客数名が残虐に殺害される事件が起こりました】

ニュースキャスター【尚、その一部始終が防犯カメラに記録されており、その人物は、金髪にショートカットで、スカジャンを羽織った女性だと言うことです、今も尚、警察が捜査を進めています】


零弦「飢餓め……!」

王我「これ、飢餓の月光ですよね」

零弦「ああ、間違いない」

轟「……鈴響たち、遅いですね」

零弦「あいつらは大丈夫だろう」

零弦「凄いヤツばかりだ」

零弦「まさかこんなに多くの才能たちに巡り会えるとは」

零弦「ありがとう」

芽衣花「感謝されてもねぇ」

花姫「…その腕のこと、詳しく聞いてもいいですか?」

零弦「…ああ、構わないよ」

零弦「この腕のおかげで俺は、呪いを受けてしまった」



時は50年前に遡る。


(くすのき)零弦(れいげん)(当時19)】


零弦「兄さん」

凱弦「?」


(くすのき)凱弦(がいげん)(当時21)】


零弦「改めて祝わせてもらうよ」

零弦「健子(たつこ)さんとの婚約、おめでとう」

凱弦「ああ、ありがとう」

凱弦「でもこれからだ」

凱弦「俺は健子と、この先産まれるであろう子供たちを養うために、仕事と戦い続ける」

凱弦「まぁそれが男の宿命ってもんだ!」

零弦「カッコイイよ兄さん!尊敬する!」

凱弦「俺はこれから結婚するが、お前が弟なのはいつまでも変わらない」

零弦「何言ってんだ兄さん!そんなの当たり前だろ!」

凱弦「それもそうだな!」


零弦【平和に訪れるヒビの音は、すぐに鳴った】



それより半年後。

周囲は火の海で満たされる


零弦「兄さん……!!なんで……………!!!」

零弦「なんで俺たち家族の家を燃やしたんだよォーッ!!!」

凱弦「………」

凱弦「お前は、もう俺と会っちゃダメだ」


凱弦は零弦の右腕を刀で切り落とす。

零弦はその痛みに悶えながら涙を流す


零弦「ぁぁぁああああ!!!!!」

零弦「なんで……………ッ!!!」

凱弦「お前は、戦おうとしないでくれよな」


零弦【気づいたら私は、両親と共に山奥に居た】

零弦【両親は凱弦を深く憎んでいるようだった】

零弦【それから暫くして両親は息絶え、私は1人で凱弦を探し歩いた】

零弦【そこでとある悪魔狩りから、契約というものを教えてもらい、私も試そうとしたが、この存在しない右腕が契約を拒んでいるのを何故だか感じた】




零弦「凱弦は恐らくもう…既に契約していた開闢の悪魔の力で、私を契約出来ないようにしたんだ」

零弦「だが、単なる呪いじゃない」

零弦「これは…優しい呪いだ」

零弦「私の勝手な考えなんだが…凱弦は恐らく、開闢の悪魔と出会い、何かを知った」

零弦「だから私に呪いをかけ、戦えないようにしたんだ」

真理美「…………」

王我「つまり…零弦さんを庇った…と……」

零弦「そうだ」

轟「でも、あんな強面な人が本当にそうなんですかね」

零弦「まぁ…疑う気持ちはわかるよ」

零弦「だが信じたい…凱弦は…今も私の兄であることを」

芽衣花「きっと大丈夫ですよ」

芽衣花「あなた達は何があっても兄弟なんですから」


突然インターホンが鳴り、芽衣花が出る


零弦「なんだ?」

真理美「…白楽から手紙」

一同「!」


手紙にはこう書かれていた。

12月25日、白楽グループ株式会社にて待つ。我々はこれで終わりにするつもりだ。 以上

………と。


轟「白楽凱弦……」

轟「待ってろ……」

最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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