手順確認
来週の月〜木の仕事量がえぐいことになりそうです。
なので来週は更新頻度が落ちるかもしれません。すみません。
普段人が使わない空間だからだろう、木で作られた倉庫の中はカビと埃に塗れていた。空気が動かない場所には埃が積もっていく。有害な埃を排除するためか咳が止まらないため、俺たち二人はいちど外へ出た。
「あんなに埃っぽい場所なんだっけ」
「大体一年くらい使ってないからな。そんなもんなんじゃないか」
倉庫の中はそこまで風通しが良いというわけではない。湿気も溜まりやすいのだろうし、あまり物を蓄えるには向いていない場所なのではないだろうか。建物を作る技術や資材が俺の知っている物とは違うということもあるだろうけど。
咳が治まってきたため再度倉庫の扉を開けて中に入る。扉は開けたままにしておこう。空気の循環をさせておいた方がこの埃っぽさを解消できそうなのだから。
改めて薄暗い倉庫の中を見渡す。広さは大体六畳ほどだろうか。適当に置かれている木箱の中には、これまた適当に衣服なり家具なりが詰め込まれていた。
「うわ、これベッド?何か箱からはみ出てるんだけど」
「さすがにそれは動かせないな。とりあえず俺たちで片付けられるところからやっていこう」
「わかった。どういう風に整理する?」
「そうだな……」
ウォーラと話し合いをした結果、一先ず衣類が入っている箱を一箇所に集め、それを積み重ねて床のスペースを空けようということに決まった。木箱は重いものの中身が軽いものであれば何とか持ち運ぶことができるためだ。家具が入った木箱は……村長には申し訳ないがまた今度考えさせてもらおう。
カビ臭い倉庫の中。俺たちは二人で箱の中身を確認し、作業を進めていくのだった。




