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若いっていいよね

一月のアクセス数が過去作品含めて最高の数値になってました!ありがとうございます!

 「ほっほっほ」

 「笑える話ですかね」


 ウォーラと仲直りがしたい。

 そのために倉庫整理がしたいと伝えると、村長は珍しく大きな声をあげて笑い出した。ここまで愉快そうな村長を見たのは初めてかもしれない。何がそこまで面白かったのかわからない俺は、ついついその理由を問いただしてしまった。


 「いやぁ、すまん。若いと思ってのう」

 「どういうことですか?」

 「ならば聞くが、ウォーラと仲直りしてどうするんじゃ」

 「は?」


 仲直りは仲直りだろう、それからしたいことって言われてもこっちが困る。捻り出すのならば話しがしたいとか、一緒に遊びたいとかだろうか。


 「気になるんじゃろう、ウォーラのことが」

 「……随分いやらしい言い方をなさるんですね」


 別に今の村長の言葉に変なものはまったくない。だが彼の言い方というか話し方のせいか、他意があるように聞こえてしまう。数年前に親父にウォーラのことが好きなのかと聞かれたときと、同じような感覚を覚えた。歳をとった人間というのはどうして子どもの行動を恋愛に結びつけたがるのだろうか。


 「ほっほっほ、すまんのぅ。じゃがそういう事ならば協力させてもらおうか。ほれ、倉庫の鍵じゃ」


 そう言うと村長は懐から鍵を取り出して俺に手渡した。まさか常に鍵を持ち歩いているのだろうか。村長がそんな意味不明な事をしているとは思えないのだが。


 「仲直りとやらができたら鍵を返しとくれ。なに、整理はある程度できていれば良い」

 「ありがとう、ございます」

 「しっかりやるんじゃぞ」


 村長は三度目の笑い声をあげると自身の家へと戻っていった。例の話し方のせいか何故か素直にお礼を言い出せなかったが、とりあえず目的のものを手にした俺は一度ウォーラの家へと向かうのだった。

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