表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

87/209

利用できるものは利用しよう

リングフィットアドベンチャーがワールド21まで行きました。もう少しでクリアできるんじゃないかと思ってます。

 「倉庫整理?」


 話を聞いた村長は急に何を言い出すのかと驚いていた。あらかじめ『話がしたい』と伝えていたこともあり、話の内容がそこまで真面目でもなく、想定外だったんじゃあないだろうか。

 この村には幾つかの倉庫がある。食べ物を貯蔵する場所や、村で作った木彫り細工などを置いておく場所。後は村人が使わなくなった服や家具などを貯めておく場所があり、修理したり収穫祭のキャンプファイアの燃料に使ったりする。今回はその中で、使わなくなった物を溜めておく倉庫の片付けを申し出た。


 「確かに前回の収穫祭を行ったとき、少し散らかっていると思ったが」

 「そうだったんですか?」

 「知らずに言ったのか?」


 ますます意味がわからない、とでも言いたげな様子の村長。そうだろうなぁ、自分でも唐突な依頼だと思うもの。ラムノが作戦を考えてくれなければ倉庫整理なんてしたいなんて考えもしなかっただろうし。

 倉庫では用途にもよるが、木箱に入れて物を管理しており重量があるため、基本的には大人が整理を行なっている。子どもでもできないことはないだろうが時間がかかるのは想像がつくだろう。それを考えているためか、村長はなかなか首を縦に振ってくれなかった。


 「しかしのぅ。やはり子どもには厳しいんじゃないじゃろうか」

 「でも、やりたいんです」

 「何故じゃ。ユキト、儂はお前を賢い人間だと思っておる。自分が効率的に行える仕事というものを理解していると、そう思っているのじゃが」

 「うっ」


 それを言われると言い訳のしようがない。今まで自分から倉庫整理を申し出なかったことだって、自分では力不足だと思っていたからだ。


 「ユキト、正直に話せ。お前の目的は他にあるじゃろう」


 無言の圧力を感じる。たとえ今ここで、嘘をついたとしても彼には見破られてしまうのだろうと、そう実感した俺は正直に思っていることを話すことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ