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考える人、実行する人

マスターデュエル、環境デッキ以外ならばそこそこ勝てるようになってきました。

 「ラムノ、助けてくれ」


 唐突に助けを求められた意味がわからなかったのだろう、俺が声をかけた彼女は不思議そうに首を傾げた。やがて面倒臭そうな予感を感じとったのか目線を一度外してため息を吐き、言葉を返してくれた。


 「どしたの」

 「改めて考えてみたんだよ。どうしたらウォーラとちゃんと話ができるかって。ほら、どうやっても逃げられちゃうだろ」


 現状を整理すると、『ウォーラには俺の考えが誤解されている可能性があり』『二人きりになろうとすると避けられ』『話ができたとしても途中で切られる』の三つだ。

 解決のためには『話ができる環境を用意して』『かつ最後まで話ができる状況であり』『俺の考えをちゃんと伝える』ということなのだが、それが全くといっていいほど思いつかない。そもそも簡単に思いつくのならばこの数ヶ月のうちに仲直りできているはずなのだし。

 と、いうわけで俺よりは頭の回るラムノに知恵を貸してもらおうと思ったわけだ。少なくとも俺が下手に考えた作戦よりは良いアイデアを出してくれるだろう。


 「なるほどねぇ」

 「で、どうだ。何かないか」

 「近い近い」


 ラムノに説明をしているうちに、次第に熱が入っていったのだろう。自分でも気がつかないうちに、互いの額がくっつきそうなくらいに顔を近づけてしまっていた。

 謝りながら顔を離すと、ラムノは顎に手を当ててしばしの間考えこむ。ボソボソとした独り言を呟いたあと、一筋の閃きを俺に伝えてくれた。

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