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好きです×2

まだ行けるか…?と思ったので一応毎日投稿を続けてみたいと思います。

急に投稿しなくなったと思ったら週一更新に戻したんだと思ってください。

 「ないって何で?」


 考え事により頭に上っていた熱が、即否定されたことにより冷めていくことを感じる。悔しいが、私より彼に近い立場にいるラムノが言うのならばそれ相応の理由があるのだろう。それが気になった。


 「今はどうかわかりませんけど、ユキトにぃが街に行きたいなんて様子なんてありませんでしたし」

 「それが心変わりしたんじゃないの?」

 「この村にいて街の情報を集める機会なんてないでしょう。急に街に行きたくなった、って可能性は低いと思いますが」


 確かに、この村は外部からの情報を遮断されている。それを知っているのは村長と、街に出かける一部の大人だけだ。ユキはその一部の例外に含まれている。あぁ、目の前の外から来た少女も当てはまるか。

 とりあえず彼女の言い分はわかった。前々から街に憧れていた人間ならともかく、そうではないユキが急に街へ憧れることはないということか。

 だとすれば他に考えられるのは…。

 …何だろう、予想がつかない。私の頭では。


 「結局、あなたにもわからないんですね」

 「ごめん」

 「あなたならって、思ったんですけど」


 …最後の言葉だけ声が低く、上手く聞き取れなかった。

 考え事をして手が止まっていた私とは違い、ラムノは話をしながらも作業をしていたようだった。ラムノは洗濯を終えて立ち去ろうとしていた。


 「ちょ、ちょ、待って」


 そんな彼女を特に話題もないのだけれど、何となく呼び止めてしまった。

 いや、それは嘘だ。ずっと聞きたかったことがある。今日の質問で確信したことだ。彼女が抱えているであろうその感情を確かめたくなった。


 「ラムノ、あんたやっぱり」

 「…何です?」

 「ユキのこと、好きなの?」

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