表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/209

嬢ちゃんは川へ洗濯に

とりあえず水曜の1/5までは毎日投稿やってみます。

三が日最後ですが、良いお正月をお過ごしください。

 「あ」

 「…あ」 


 汚れた服を洗うため、衣類を集めたカゴを持って川辺へとやってきたのだが、その時にラムノと出会う。どうもこの子と私の相性は良くないようで、会うと大体喧嘩してしまうんだよなぁ。…どちらかと言うと、私が一方的に揶揄われているだけな気もするけども。

 もちろん彼女が悪い人間だとは思わない。スコードと違って村の手伝いはするし、計算やらの知識を持っているのだから私より頭が良い。村の人間を見ても、ラムノのことを嫌っている人間は少ないといえる。私だって、ある一点を除けば彼女と仲良くなれるだろう。


 「やっほ」

 「えぇ、久しぶりですね。ウォーラねえさん」

 「計算塾で会ってるでしょ」

 「でも、あまり話してくれないじゃないですか」


 だって話したら揶揄ってくるじゃん。

 内心そう思ったものの、口に出してしまえばより溝を深めてしまう可能性があるため黙っていた。それに、ラムノだって私と話す話題もないだろう。


 「ちょっと聞きたいんですけど」


 そう思っていたのだが、ラムノの方から私に声をかけてきた。次の言葉が発せられるまでの間、川が流れる音が大きく聞こえる。


 「ユキトにぃのことで」

 「ユキのこと?」

 「多分気づいているでしょうけど、何か変なんですよね」


 私と同じく、毎日彼と一緒に暮らしている彼女も気になっていたようだ。しかし残念ながら私もその悩みに対する答えはわからなく、答えを濁してしまうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ